読書・小論文活動概要

 本校では、平成8年度から平成30年度まで読書小論文活動を実施していました。1・2年生は、夏休みと冬休みに課題図書の読書と小論文の作成を行い、優秀作品は「志在千里」に掲載し、また課題図書の著者を招いての講演会等も行い、読解力や表現力の向上に一定の成果を収めてきました。現在は図書館での図書館ゼミや読書会など、本に親しむための活動を積極的に行っています。 
 平成19年度からは、進んで読書を行い、主体的に学びながら向上しようとする人間の育成を目指して、朝読書の取組みを開始しました。 

読書講演会が開かれました。

2010年9月7日 00時00分

 9月7日(火)6,7限読書講演会が開かれました。講師に慶應義塾大学文学部教授の糸賀雅児先生をお迎えし、「情報の世界、想像の世界-informationとimaginationを使い分ける」という演題で講演していただきました。糸賀先生は国の図書館政策に長年にわたり関わっており、日本の図書館情報学の第一人者でいらっしゃいます。
 講演会は、東京の下町で過ごした少年時代、スポーツや読書など様々なことに熱中した学生時代の話からはじまり、原作が同じ小説と映画の調査結果から、読書の面白さや、自分の想像力や世界をふくらませることの大切さなどについてお話しいただきました。
 放課後は大会議室で質問会が開かれ、約50名の生徒と教員が参加しました。
                                            
                                             
            講演会の様子                質疑応答では自然体で自分の世界を広げることの大切さ
                                      についてお話しいただきました。                      
                                        
       謝辞を述べる3年3組小原和樹君            質問会でも活発な議論が為されました。