読書・小論文活動概要

 本校では、平成8年度から平成30年度まで読書小論文活動を実施していました。1・2年生は、夏休みと冬休みに課題図書の読書と小論文の作成を行い、優秀作品は「志在千里」に掲載し、また課題図書の著者を招いての講演会等も行い、読解力や表現力の向上に一定の成果を収めてきました。現在は図書館での図書館ゼミや読書会など、本に親しむための活動を積極的に行っています。 
 平成19年度からは、進んで読書を行い、主体的に学びながら向上しようとする人間の育成を目指して、朝読書の取組みを開始しました。 

第7回図書館ゼミが行われました。

2011年2月22日 00時00分

 2月22日(火)午後4時より、第7回図書館ゼミを開催しました。今年度最後の図書館ゼミは、島根大学教育学部附属教育支援センターの三鴨朋子先生を講師にお迎えして「心理学ってどんなもの?」という演題で講演をしていただきました。
 前半では、実験心理学や統計学の話なども交えながら、心理学という学問の多様さについて話していただきました。また、エゴグラムという心理テストを行い、自分の性格の傾向についてグラフを作るなどの演習も行われました。後半は先生が日々、相談の中で感じておられることや心がけておられることについて語られました。「臨床心理学にマニュアルはない」という先生の言葉に、参加者はケースバイケースで対応することの難しさや一緒になって考えることの大切さを感じたようです。
 講演後の質疑応答でも活発に質問する姿が見られ、充実したゼミとなりました。

 
 
 講師の三鴨朋子先生  生徒27名、教職員8名の参加がありました。
 
目の錯覚を利用した心理テストも。  謝辞を述べる3-6の松本由美さん
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