3億分の1の奇跡~未来のパパママ育み出前講座を実施しました~
2011年11月29日 00時00分 本日より、未来のパパママ育み事業(鳥取県福祉保健部事業)として、助産師等による出前授業がスタートしました。本校1年生全員を対象に、家庭基礎の授業時間を使って12月2日まで随時行います。
この事業は、高校生に結婚・妊娠・子育て等に関する知識・情報を提供し、自分のライフプランを描いてもらうことで、将来、親となるための自覚と子育てへの関心・理解を深めてもらうことを目的にしたものです。
本日の講師は倉吉総合看護専門学校助産師科の3名の学生さんでした。
一つの命が生まれるのは3億分の1の奇跡、シャープペンで書いた一つの点くらいの大きさの受精卵が、どのように成長していくのか学び、また、周りの人のいくつもの関わりや気配りがあって育っていく命の重みを想像し、更には、将来のパートナーとのライフプランの違いをどのように克服していくかなどについて考える学習となりました。
以下に一部を紹介します。
①ライフプランを考える(男女の差、出産適齢期) ②赤ちゃんの心音と自分の心音を比べる
③胎児の成長と栄養(飲酒、喫煙は・・・) ④赤ちゃんの生活 1日8回の食事、入浴・・・世話する家族・・・
⑤赤ちゃん抱っこ(そっと、大切に) ⑥妊婦体験(買い物途中で雨が降ってきたら…)
⑦妊婦体験(雨で靴下が濡れたら・・) ⑧妊婦体験(就寝、寝返り・・・)
生まれた赤ちゃんは、大きな存在だと思います。2つの命の間から生まれる一つの命は少しずつ大きくなり、またその命ともう一つの命との間に、また新たな命が生まれる。この人間とのかかわりは、1つの奇跡だと思います。1つ1つの命をどう守っていきたいか、深く考えることができたので自分の将来にいかしたいです。(感想より)