先輩から学ぶ①
2011年12月14日 00時00分今、1年生は「情報C」という授業の中で、『個人研究』を行っています。自分でテーマを設定し、それについて調べてまとめ、クラスのみんなの前で発表していきます。今はまだ、テーマを設定し、本や新聞、インターネット等を使って情報を集め、まとめている段階です。今回1年生が行っている『個人研究』と似た取り組みを、専攻科生は『学びまつり』の中で、長年取り組んでおられます。是非、先輩方の発表を1年生にも見てもらって、自分たちの個人研究に活かしてほしいと、専攻科の方々に話をしてもらうように依頼したところ、快く引き受けていただきました。
初回は、1年5組で、専攻科の油本陽介君と倉恒由可子さんに話をしていただきました。
『ロボットという存在』について話す油本君 『動物たちの環世界』について話す倉恒さん
1年2組では、梅田奏介君、菅田尚輝君、瀧大地君に来てもらいました。
『資源が支えた世界史』について話す梅田奏介君 『不可能性』について話す菅田尚輝君
『宇宙』について話す瀧大地君
1年1組には、山田聡史君と陶山達也君に来てもらいました。
『エントロピーで見る世界』 山田聡史君 『<一>対<多>のマルチチュー土』 陶山達也君
受験間近にも関わらず、一生懸命準備をし、1年生向けにわかりやすい言葉や表現に直して発表してくれました。
生徒達の感想の中に、「専攻科の方の話を聞く事は初めてだったので、新鮮でした。」「参考にしたいと思うところが沢山ありました。資料のまとめ方や、図の使い方はもちろん、話し方など色々学びました。」「一つのテーマからの展開の仕方が素晴らしかったです。やはり、何冊も本を読まれてきただけあって、質問にも丁寧かつわかりやすく答えてくださり、ありがたかったです。」 とありました。先輩の話を聞いたことで、よい刺激になったのではないかと思います。
個人研究を行うにあたって、生徒には、インターネットに頼らず本を読むように促しています。
図書館司書の宮脇さんにも協力していただき、生徒向けに本の準備をしていただいたり、アドバイス等も
いただいております。
次回は、1年3組と1年4組で行います。是非、先輩方から多くの事を学びとって、自分の研究に活かしてほしいです。