同窓会
2013年8月20日 00時00分 この夏、沢山の同窓会に参加する機会がありました。一つは41歳になる教え子たちの同窓会です。高校を卒業して20年以上になるかつての生徒たちに再会しました。海外で活躍している者や、大都市で企業人として働いている者、仕事と子育てに追われている者など色とりどりでした。社会や家庭における責任が重くなって、グッと大人らしくなっていました。
また私の中学校時代の同窓会もありました。60歳を機会に還暦同窓会と銘打って、在籍時の3分の1の同級生が集まりました。こちらは45年ぶりに再会した人も多く、それぞれに社会でひと働きして、功なり名遂げた人も多かったです。
更に、毎年行われる本校の同窓会総会も8月14日に開催されました。この会は以前50人程度で行われていた時期がありましたが、近年は150人以上の参加者があり、母校に対する期待の高さが感じられます。東京、関西、名古屋支部の同窓会も大変盛況で、参加者も増えつつあります。
同窓会に参加して一番感じる素晴らしさは、かつての関係以上に胸襟を開いて語り合う風景がみられることです。安心安全の行きすぎから生徒の自立が妨げられる場面が一部学校内や学校行事で感じられることがあります。しかし教室内が、同窓会のように安心して自分をさらけ出せる場であれば、生徒にとって学校がどんなにか楽しい成長の場となるだろうと、改めて深く考える機会となりました。