育友会

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ごあいさつ

                         育友会会長    衣笠優子

 今年度、会長を務めさせていただくことになりました。皆さま一年間どうぞよろしくお願いいたします。さて、本校PTAは倉吉東高「育友会」といいます。明治44年に活動の先駆けとなる「父兄懇談会」が開催され、昭和22年には育友会として設立、現在まで活動が継続されています。コロナ禍を経た今、活動の新たな価値付けなどの必要を感じています。さらに、時代が変わっても変わらないのが子どもたちの健やかな成長を願う親心であり、大人同士の関わりと協力は欠かせません。今後育友会としては、会員同士がしっかりと繋がり、情報を共有し前例踏襲にとらわれず活動をしていきたいと思います。子どもたち一人ひとりの夢の実現に向けた挑戦や、充実した高校生活を送っていけるよう、楽しみながらしっかりとサポートしていきましょう。何かとご多忙とは存じますが、育友会への積極的なご参加とご協力を、よろしくお願いいたします。

※ 今年度から育友会のこのコーナーは、保護者の皆さまにお伝えしたい情報を育友会本部役員が書いて情報を発信しております。

 
◎育友会ブログは令和5年度をもって終了しました
 

育友会IBブログリレー!

2021年5月7日 13時11分

④国語科 IBにおける国語科の授業                        甲斐 清

国語担当の甲斐です。
今年度から担当となったため、私自身もIBにおける国語について学習中ですので詳しいことはまだ書けませんが少しだけ。
国際的な基準というIBのイメージから、つい国語は軽視されがちのように思われるかもしれませんが、むしろ論理的な思考力や表現力を養う上では必要不可欠な科目です。
IBにおける国語でユニークな特徴の一つは、教材となる文芸作品を「指定作家リスト」「指定翻訳作品リスト」から教師が選ぶ必要がある点です。日本の教科書でみられるような、比較的長い作品の前半部分を省略し、物語の一部だけを抜き出すのではなく、原則として1冊の本を最初から最後まで読む。同じテーマから異なる作家の作品を比較したり、漫画や映像作品も教材に用いたりすることもできます。一つの単元にかける授業時数も日本の一般的な高校の国語に比べると多いようです。
ただ、まだ学習中の身ではありますが、新学習指導要領で謳われ、本校でも取り組んでいる探究学習を踏まえれば、これが決して特殊例ではなく、むしろ国語科探究学習の一つのスタイルとして捉えられるのではないかとも思っています。IB認定の有無にかかわらず、今後の高校国語教育の方向性を考える上で、目指すべき授業像が示唆されているとも言えそうです。