育友会

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ごあいさつ     

育友会会長 衣笠優子

皆様には日頃より育友会活動にご理解とご協力をいただき、誠にありがとうございます。令和6年度、引き続き会長を務めさせていただくことになりました。一年間どうぞよろしくお願いします。

 さて、本校育友会の目的は、倉吉東高の教育方針である「倉吉東高のかたち」を踏まえ、積極的に協力し、保護者と教職員が一体となって、生徒を学習面、生活面から支援し、保護者一人一人が学び、参加・交流できるような活動をすることにあります。

 ここ数年、コロナの影響で十分な活動ができず、以前の活動が引き継がれぬまま会員の皆さまが次々と卒業されていきました。ようやく落ち着いてきた今、何をどうするのか、本当に必要な活動は何なのかと原点に立ち返って考え、今年度は早速、強歩大会での豚汁支援を復活するなど、その第一歩を踏み出しているところです。

 高校生である我が子達は、大人への過程の中で、最も大切な時期をこの学校で過ごしていますが、どんな中で学び、学校生活を送っているのか、見て感じることも必要だと思います。育友会では今年度、このような機会を少しでも取り入れていけるよう検討してまいります。「身近で参加しやすく、笑顔溢れる楽しい活動」を企画運営して、役員全員で一致団結して頑張りたいと思います。

 社会状況が変化しても変わらないのは、子どもたちを全力で応援する親の心であると思います。今後とも、会員の皆様が気持ちよく、充実感に満ちた活動となるよう心掛けてまいりますのでご支援、ご協力くださいますようお願いします。

※令和6年度よりこの育友会(PTA)コーナーは、保護者の皆さまにお伝えしたい情報を育友会本部役員が書いて、発信しております。

 
◎育友会ブログは令和5年度をもって終了しました
 

育友会IBブログリレー!

2021年5月7日 13時11分

④国語科 IBにおける国語科の授業                        甲斐 清

国語担当の甲斐です。
今年度から担当となったため、私自身もIBにおける国語について学習中ですので詳しいことはまだ書けませんが少しだけ。
国際的な基準というIBのイメージから、つい国語は軽視されがちのように思われるかもしれませんが、むしろ論理的な思考力や表現力を養う上では必要不可欠な科目です。
IBにおける国語でユニークな特徴の一つは、教材となる文芸作品を「指定作家リスト」「指定翻訳作品リスト」から教師が選ぶ必要がある点です。日本の教科書でみられるような、比較的長い作品の前半部分を省略し、物語の一部だけを抜き出すのではなく、原則として1冊の本を最初から最後まで読む。同じテーマから異なる作家の作品を比較したり、漫画や映像作品も教材に用いたりすることもできます。一つの単元にかける授業時数も日本の一般的な高校の国語に比べると多いようです。
ただ、まだ学習中の身ではありますが、新学習指導要領で謳われ、本校でも取り組んでいる探究学習を踏まえれば、これが決して特殊例ではなく、むしろ国語科探究学習の一つのスタイルとして捉えられるのではないかとも思っています。IB認定の有無にかかわらず、今後の高校国語教育の方向性を考える上で、目指すべき授業像が示唆されているとも言えそうです。