育友会

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ごあいさつ

                         育友会会長    衣笠優子

 今年度、会長を務めさせていただくことになりました。皆さま一年間どうぞよろしくお願いいたします。さて、本校PTAは倉吉東高「育友会」といいます。明治44年に活動の先駆けとなる「父兄懇談会」が開催され、昭和22年には育友会として設立、現在まで活動が継続されています。コロナ禍を経た今、活動の新たな価値付けなどの必要を感じています。さらに、時代が変わっても変わらないのが子どもたちの健やかな成長を願う親心であり、大人同士の関わりと協力は欠かせません。今後育友会としては、会員同士がしっかりと繋がり、情報を共有し前例踏襲にとらわれず活動をしていきたいと思います。子どもたち一人ひとりの夢の実現に向けた挑戦や、充実した高校生活を送っていけるよう、楽しみながらしっかりとサポートしていきましょう。何かとご多忙とは存じますが、育友会への積極的なご参加とご協力を、よろしくお願いいたします。

※ 今年度から育友会のこのコーナーは、保護者の皆さまにお伝えしたい情報を育友会本部役員が書いて情報を発信しております。

 
◎育友会ブログは令和5年度をもって終了しました
 

育友会IBブログリレー!

2021年4月20日 08時01分

③TOK「知っている」とは?                     TOK担当 宋 志連

皆様、初めまして。TOK(知の理論)の第二担当者の宋(そん)です。
岩野先生の後でなかなか書きづらいですが、私の思うTOKについて短く書きたいと思います。TOKは国際バカロレア教育のディプロマプログラムの中で「コア」と呼ばれる学びの中心付近(学びの中心は学習者ですのでその外側)に位置しています。その位置からもTOKは国際バカロレア教育において非常に重要なものだと理解していただけると思います。
 2019年に初めてTOKのワークショップ(研修会)に参加したときに、自己紹介の中で「あなたが知っていることを一つ、ペアの相手に話してください」と言われました。
初めて会う相手に自分が知っていることを一つ伝えること。私たちはよく「知っている」という表現を使いますが、それは一体具体的にはどのような状態を指すのでしょう?
 私はこの時、「韓国人は辛い物が好きだ」という、自分でも明らかにおかしいと思う答えを伝え、それがクラスの皆にシェアされたとき、嘲笑されました。このワークショップでの経験は、現在の私を支えるガソリンとなっています。
 皆さんはこの問いにどう答えますか?保護者の皆様も現在中学生、小学生の皆様も倉吉東高で一緒に考えてみませんか?