育友会

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ごあいさつ     

育友会会長 衣笠優子

皆様には日頃より育友会活動にご理解とご協力をいただき、誠にありがとうございます。令和6年度、引き続き会長を務めさせていただくことになりました。一年間どうぞよろしくお願いします。

 さて、本校育友会の目的は、倉吉東高の教育方針である「倉吉東高のかたち」を踏まえ、積極的に協力し、保護者と教職員が一体となって、生徒を学習面、生活面から支援し、保護者一人一人が学び、参加・交流できるような活動をすることにあります。

 ここ数年、コロナの影響で十分な活動ができず、以前の活動が引き継がれぬまま会員の皆さまが次々と卒業されていきました。ようやく落ち着いてきた今、何をどうするのか、本当に必要な活動は何なのかと原点に立ち返って考え、今年度は早速、強歩大会での豚汁支援を復活するなど、その第一歩を踏み出しているところです。

 高校生である我が子達は、大人への過程の中で、最も大切な時期をこの学校で過ごしていますが、どんな中で学び、学校生活を送っているのか、見て感じることも必要だと思います。育友会では今年度、このような機会を少しでも取り入れていけるよう検討してまいります。「身近で参加しやすく、笑顔溢れる楽しい活動」を企画運営して、役員全員で一致団結して頑張りたいと思います。

 社会状況が変化しても変わらないのは、子どもたちを全力で応援する親の心であると思います。今後とも、会員の皆様が気持ちよく、充実感に満ちた活動となるよう心掛けてまいりますのでご支援、ご協力くださいますようお願いします。

※令和6年度よりこの育友会(PTA)コーナーは、保護者の皆さまにお伝えしたい情報を育友会本部役員が書いて、発信しております。

 
◎育友会ブログは令和5年度をもって終了しました
 

育友会IBブログリレー!

2021年4月20日 08時01分

③TOK「知っている」とは?                     TOK担当 宋 志連

皆様、初めまして。TOK(知の理論)の第二担当者の宋(そん)です。
岩野先生の後でなかなか書きづらいですが、私の思うTOKについて短く書きたいと思います。TOKは国際バカロレア教育のディプロマプログラムの中で「コア」と呼ばれる学びの中心付近(学びの中心は学習者ですのでその外側)に位置しています。その位置からもTOKは国際バカロレア教育において非常に重要なものだと理解していただけると思います。
 2019年に初めてTOKのワークショップ(研修会)に参加したときに、自己紹介の中で「あなたが知っていることを一つ、ペアの相手に話してください」と言われました。
初めて会う相手に自分が知っていることを一つ伝えること。私たちはよく「知っている」という表現を使いますが、それは一体具体的にはどのような状態を指すのでしょう?
 私はこの時、「韓国人は辛い物が好きだ」という、自分でも明らかにおかしいと思う答えを伝え、それがクラスの皆にシェアされたとき、嘲笑されました。このワークショップでの経験は、現在の私を支えるガソリンとなっています。
 皆さんはこの問いにどう答えますか?保護者の皆様も現在中学生、小学生の皆様も倉吉東高で一緒に考えてみませんか?