育友会:全国高P連大会報告(2日目)
2024年8月28日 08時14分日時:2024年8月23日(金)
場所:全体会 アダストリアみとアリーナ
2日目の全体会のオープニングは、素晴らしいチームワークと迫力ある高校生マーチングバンド部のステージドリルのアトラクションが披露され、続いて開会行事、表彰式、記念講演は、二所ノ関 寛氏(第72代横綱 稀勢の里)による「人材育成の不易流行」と題した講演が行われた。
講師の二所ノ関親方は、15歳で角界入りし、苦労を重ね横綱へと昇進。そして引退。その後、「学び直し」で早稲田大学大学院スポーツ研究科に入学。相撲とビジネスをキーワードに、自身の相撲部屋創設に向け、スポーツマネージメントを学び、これまでの伝統やしきたりに捉われない相撲部屋を研究し続け、独自の戦略による相撲部屋を創設された。(論文テーマは「新しい相撲部屋経営のあり方」)現在はこの学びを基に、地方に(茨城県)相撲部屋を構え、親方として弟子の大事な人生をあずかりその育成に尽力されている。
200年以上続く伝統的な相撲においても、時代に合わせて変革していくことが必要であると大学院での学びの中から気づかれた親方は、相撲界の伝統を継続する(不易)、新たに取り組む(流行)考え方を整理し、物事に対し常に真摯に向き合っておられる姿勢に感銘を受けました。
◆次年度は三重県開催予定
・三重県津市
・2025年8月21日(木)―8月22日(金)
・サオリーナ/メッセウイング・みえ