育友会

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【育友会】 中国・四国地区高P連大会(島根大会)「午前の部」

2025年7月15日 13時26分

第67回中国・四国地区高等学校 PTA連合会大会 島根大会が、7月11日に「神話の郷に集う縁」〜新時代を生き抜く力を〜をテーマに、松江くにびきメッセにて開催されました。
例年通り、鳥取県中部のPTAはバスに乗り合わせ、車中でも親睦を図ることができました。

開会では、島根県立松江北高等学校3年生の生徒さんによる国歌独唱で、会場にいる皆が心が洗われるような澄んだ歌声に魅了されました。

講演会は、「ITから生まれる人の幸せとは何か?」と題して、メカニックデザイナー 山根公利氏にご講演いただきました。
山根氏は島根県川本町出身で、数々のアニメ作品のメカやロボットのデザインに携わっています。スライドで見せてくださった原画は、とても緻密で今にも動き出しそうな迫力がありました。
山根氏は、2000年に東京から地元である島根に拠点を移されました。ITの発展により、情報が溢れている時代ですが、たくさんの人と繋がる替わりに、身近な人との繋がりが希薄になっているのではないか、そこで自分の仕事のルーツを見直すために地元に戻ることにしたそうです。そして、人や文化に触れ合うことが刺激になり、また新たな作品を産み出すきっかけになりました。
AIが「人」の代わりを担うということが増えている時代ですが、AIは膨大な情報から算出された結果であり、独創性という点では「人」には勝てないはずである。山根氏は子供時代に吸収した物を大事にしておくと、それが外の世界では個性となることもあると言われました。

講演全体を通して、特定の「終着点」や明確な結論が提示されたわけではありませんでした。しかし、それがかえって私たち一人ひとりに「ITと幸福」という問いを深く考えさせ、「人」を中心に据えたITのあり方について、改めて考えさせられる貴重な機会となりました。

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