H22年度 専攻科修了式が執り行われました
2011年3月2日 00時00分平成22年度 鳥取県立倉吉東高等学校 専攻科修了式
平成24年度をもって専攻科廃止という結論の出た今年度ではありますが、専攻科生67名は今年もこの環境の中で互いに切磋琢磨し、自らを見つめ一歩ずつ目標に向かい努力し、一回り大きくなって本日修了の日を迎えました。
名越和範校長は式辞で「平成24年度をもって専攻科廃止という残念な結論の出た今年度であるが、修了生の誠実に努力する姿は大いに評価されています。4月にこの専攻科へ進学するにあたり、自分なりにこれまでの姿を振り返り、そして選択して進んだこの1年が、むしろ自分にとってよかったと思えるものであれば幸いです。 自分の周りの両親、教師、仲間、そして多くの鳥取県民の方々に支援していただいた、という気持ちを忘れず、また、一人ひとりのひたむきに努力する姿に多くの方々が応援し理解を示してくださったことに、自信と誇りをもって専攻科を後にしてください。」と、ねぎらいと激励の言葉を贈りました。
修了生代表の土井聖将君は、「ここまで妥協せず頑張ってこられたのは、ともに歩む仲間、受験再挑戦の機会を与えてくれた両親、勉強面精神面をサポートしてくださった先生方のおかげです。受験を通して人間的にまた一回り大きくなれました。また、鳥取県民の皆さんの支援があったからこそ専攻科で学ぶことができたことに感謝し、この御恩を社会に出て還元してゆくこと『ノーブレス・オブリージュ・・・高貴なる義務』を胸に抱き、それぞれの道を邁進していきます。」と謝辞を述べ、修了生を代表し、支えていただいた多くの人々に感謝を伝えました。
専攻科廃止という厳しい現状はあますが、今年の修了生たちはその意義というものを、自らのひたむきに努力する姿で示してくれました。それぞれの道に分かれても、この専攻科で培った力を大いに発揮してくれることを期待しています。倉吉西高、鳥取中央育英高から来賓としておいででいただき、また多くの方々から祝電祝詞をいただきました。ありがとうございました。
名越和範校長 式辞
修了証書授与 代表 天野 加奈子 さん 謝辞 修了生代表 土井 聖将 君