本日午前10時より専攻科入学式を行いました。総勢69名(出身校は倉東48名、倉西13名、中央育英4名、湯梨浜、倉北、鳥西、鳥東各1名)の皆さんが入学され、今日から本格的に専攻科での学習がスタートしました。
学校長 式辞
来賓 紹介
専攻科オリエンテーション 左より芝野専攻科主任、中原、山根正担任
熱のこもるお話
真剣なまなざし、集中力を感じます
準備された 赤本類
ただ今、教科書販売の準備中
専攻科生の靴箱
整然と並ぶ状況に意気込みを感じます。
これからともに頑張りましょう!
もう一つの学園祭とも言える専攻科生による「学び祭り」が開催されました。
本校専攻科は高い国公立大学合格実績を維持するとともに、受験勉強を超えた学びの本質に迫る取組を通じて、志や使命感を醸成し、社会的自己実現をめざす人格を涵養しようとしています。
「学び祭り」はその一環で、全専攻科生が発表テーマを設定・研究し、プレゼンテーションを行うものです。
資源と世界史の流れ・・・

しつも~ん!

質問の趣旨は・・・一斉に資料をめくる。 緊張した空気!

発表者と質問者の議論が始まる
”INPUT学習からOUTPUT学習へ”
6月13日と14日の二日間、各クラスにおいて研究成果発表会を開催しました。
この会は、全員が各自で設定した課題についての研究成果を発表するとともに、
7月に実施する学び祭りの代表選考を兼ねて実施しました。
教室全体に生徒の作成した資料を掲示し、ポスターセッションの雰囲気で行いました。
必要に応じてホワイトボードなども使い、今日は生徒が先生です。
発表者とは簡単な質疑を行いましたが、7月の本番では質疑応答もたっぷり行います。
5月30日、鳥取市尚徳町の県立図書館で研修を行いました。
これは、生徒が「学び祭り」で研究するテーマを探求するために、
今年度初めて実施したものです。
8時半に学校をバスで出発し図書館へ。
9時40分に到着後、始めに職員の方から館内説明を聞きました。
続いて10時から、60万冊を所蔵する地下書庫へ館内ツアーに出かけました。
10時半に図書館ツアーが終わると、各自が閲覧室で図書の検索を行いました。
また、用意していただいた大研修室で調査研究を行いました。
県庁食堂での昼食を挟み、16時には館長さんにご挨拶して研修を終了しました。
図書は集団貸出で持ち帰り、その日のうちに生徒に配布できました。
県立図書館をはじめ関係の皆さんのご配慮で有意義な一日となりました。
あらためて感謝申し上げます。
5月21日、学び祭りのオリエンテーションが行われました。
芝野主任から学び祭りの基本精神が話され、その後取組の概要や日程を説明。
今年度は、初の取組として県立図書館での資料探索も行います。
宮脇副主幹から県立図書館の施設案内や、書誌データの記録法について説明を聞きました。
今後の取組日程は以下のとおり。
5月27日(金) 研究テーマ(仮)の提出
30日(月) 鳥取県立図書館研修
6月10日(金) レポート提出(全員)
13日(月) 研究成果発表会 第1日
14日(火) 研究成果発表会 第2日
7月 2日(土) 発表資料提出(代表)
4日(月) 学び祭り 第1日
5日(火) 学び祭り 第2日
4月14日、入学式が創作・交流ホールで行われました。
牧校長は68名の入学を許可し、式辞で「これまで先輩は専攻科で学びを深め、社会的自己実現を目指す人間へと成長していった。今日の決意を持ち続け、1年間頑張ってほしい」と新入生にエールを送られました。
式の後は、芝野専攻科主任のオリエンテーションで専攻科生活がいよいよスタートしました。
平成22年度 鳥取県立倉吉東高等学校 専攻科修了式
平成24年度をもって専攻科廃止という結論の出た今年度ではありますが、専攻科生67名は今年もこの環境の中で互いに切磋琢磨し、自らを見つめ一歩ずつ目標に向かい努力し、一回り大きくなって本日修了の日を迎えました。
名越和範校長は式辞で「平成24年度をもって専攻科廃止という残念な結論の出た今年度であるが、修了生の誠実に努力する姿は大いに評価されています。4月にこの専攻科へ進学するにあたり、自分なりにこれまでの姿を振り返り、そして選択して進んだこの1年が、むしろ自分にとってよかったと思えるものであれば幸いです。 自分の周りの両親、教師、仲間、そして多くの鳥取県民の方々に支援していただいた、という気持ちを忘れず、また、一人ひとりのひたむきに努力する姿に多くの方々が応援し理解を示してくださったことに、自信と誇りをもって専攻科を後にしてください。」と、ねぎらいと激励の言葉を贈りました。
修了生代表の土井聖将君は、「ここまで妥協せず頑張ってこられたのは、ともに歩む仲間、受験再挑戦の機会を与えてくれた両親、勉強面精神面をサポートしてくださった先生方のおかげです。受験を通して人間的にまた一回り大きくなれました。また、鳥取県民の皆さんの支援があったからこそ専攻科で学ぶことができたことに感謝し、この御恩を社会に出て還元してゆくこと『ノーブレス・オブリージュ・・・高貴なる義務』を胸に抱き、それぞれの道を邁進していきます。」と謝辞を述べ、修了生を代表し、支えていただいた多くの人々に感謝を伝えました。
専攻科廃止という厳しい現状はあますが、今年の修了生たちはその意義というものを、自らのひたむきに努力する姿で示してくれました。それぞれの道に分かれても、この専攻科で培った力を大いに発揮してくれることを期待しています。倉吉西高、鳥取中央育英高から来賓としておいででいただき、また多くの方々から祝電祝詞をいただきました。ありがとうございました。

名越和範校長 式辞
修了証書授与 代表 天野 加奈子 さん 謝辞 修了生代表 土井 聖将 君
本日、本校を会場に県生連大会が開かれました。
主な結果は
・バレー女子 優勝
・卓球男女 2位
・グラウンドゴルフ 優勝、準優勝
・バドミントン 男子ベスト8
でした。
今回は生徒同士の親睦を目的の大会でしたが、少ない練習回数の中、すばらしい成績を残してくれたと思います。
今回の経験を来年度の総体に生かしてくれれば、全国大会も夢ではないですね。
9月8日(水)、2・3限に下記の通り、読書講演会が開催されました。
演題 「学ぶ楽しさ、分かる喜び―大学に進もうとする高校生の皆さんへ」
講師 糸賀雅児 教授(慶応義塾大学文学部)
糸賀先生は情報基礎論がご専門で、長年国の図書館政策に関しても意見を述べてこられた方です。
講演では大学での学びの在り方について、コミュニケーションの構造論を中心に話していただきました。
生徒も随時質問するなど、活気のある講演会となりました。
7月6日、学び祭り発表会を開催しました。
この日は、去る7月3日に行われたクラス別予選会で選考された10名が発表を行いました。
発表のタイトルは以下のとおり。
1)「ゲーム理論」 2)「環世界」 3)「カオス理論」 4)「観光による日本経済の回復策」
5)「私の居場所」 6)「各地域の死刑事情」 7)「五重塔の強さ」 8)「細胞から見た老化」
9)「公共事業は誰のために行われるのか」 10)「キャリア教育と社会の在り方」
発表と発表の間には活発な質疑も行われ、知的好奇心を高める有意義な会となりました。