アクティブラーニング

1.基本原理
  アクティブラーニングとは、教師が「教え込む」ことから、学習者が主体的に「学ぶ」ことへシフトし、生徒同士が教え合い、思考し、表現する学習形態です。これらの活動を通じて知識理解を深めるとともに、主体的学習者の育成を目指しています。本校は平成24年度から本格的に研究・実践を開始しました。
2.目指す姿 
①生徒の学びが実利的目的を越え真理探究といった高次なものとなり、生涯にわたる学びの意義や教科の魅力を理解し、学習が内発的・主体的なものとなっている。
②指導力を高めるための教員研修に積極的に参加し、その成果が日々の学習指導に還元されている。

地理でアクティブラーニングの研究授業を実施

2013年10月11日 00時00分
 10月10日(木)、静岡県立韮山高校の鈴木映司先生を招いて、2年生の地理でアクティブラーニングの研究授業を実施しました。アクティブラーニングとは、従来の知識注入型の一斉講義ではなく、グループ討議や教え合いを通じて、思考を深めることを目的とした授業です。まず6時間目に、本校・山壮太郎教諭による「インドの農業」に関する授業が行われ、7時間目には鈴木映司先生に「幸福度の指標」に関する授業を行っていただきました。単に経済力だけでなく、様々な要件が幸福感に繋がっていることを、生徒自身が発見し、「幸福とは何か」について思索を深めていました。
 

 
6時間目・山崎先生 「インドの米、茶、綿花が生産されている場所を調べ、その理由を考えよう」
  
      
3人のグループで、農作物と気候・地形・歴史の関係について調べ、発表しました
       
 
 
7時間目・鈴木映司先生 「人口・平均寿命・大学進学率など、様々な指標の中で君たちが重視するのは何?」
   
 
   
  各グループで「一番幸福と思う国と、その理由」をボードにまとめ、発表しました