アクティブラーニング

1.基本原理
  アクティブラーニングとは、教師が「教え込む」ことから、学習者が主体的に「学ぶ」ことへシフトし、生徒同士が教え合い、思考し、表現する学習形態です。これらの活動を通じて知識理解を深めるとともに、主体的学習者の育成を目指しています。本校は平成24年度から本格的に研究・実践を開始しました。
2.目指す姿 
①生徒の学びが実利的目的を越え真理探究といった高次なものとなり、生涯にわたる学びの意義や教科の魅力を理解し、学習が内発的・主体的なものとなっている。
②指導力を高めるための教員研修に積極的に参加し、その成果が日々の学習指導に還元されている。

アクティブラーニング職員研修実施

2014年9月7日 15時40分
 アクティブラーニング校内職員研修を行いました

 94日、5日の2日間に渡り、埼玉県総合教育センターから齊藤萌木氏を招いて本校職員のアクティブラーニング授業研修を実施しました。齊藤先生は、東京大学の大学発教育支援コンソーシアム(CoREF)協力研究員として全国的に活躍しておられる先生です。今回は理論研修だけでなく、数学と英語の授業のアドバイスをしていただきました。

  
講師の齊藤萌木氏による「新しい学びの考え方」として、職員同士のグループワークを入れた講義を受けました。 
   
数学の米村先生は、正弦定理と余弦定理を使い分ける力をつける授業を展開しました。  
  
英語の蓑原先生の長文要約の授業では、生徒同士でより簡潔で的確な表現を検討し合う活動が見られました。
    
授業後の研究協議において、教師側の抱える問題点を考えるヒント、生徒の実力に合わせた授業展開、課題の与え方について有益なアドバイスを齊藤先生からいただきました。
 

 本校は生徒参加型のアクティブラーニングに取組み始めて3年目となります。アクティブラーニングとは、教師による知識伝達型の一斉授業を改め、生徒同士が思考し、表現する活動を通じて知識理解を深める授業です。

 今回の職員研修で齊藤先生には、倉東高の問題点を明確にした上で講義していただきました。また、研究授業においても示唆に富んだ意見を多くいただき、これからの授業改善に役立つ研究協議となりました。これからも授業改善に向けて倉東高職員が一丸となって研究し、実践して行きたいと思います。