人権教育

本校の人権教育の取り組みとして、人権教育LHRの推進、解放研活動、育友会人権教育推進委員会や諸団体との連携、進路保障等を行っています。また人権教育の基本姿勢は,以下のとおりです。

  1. 教育活動の全領域において、生徒一人ひとりを尊重し、人権教育の実践にあたる。
  2. 人権教育について、全職員が積極的に取組み、共通理解に基づいて計画的な実践に努める。
  3. 部落差別の問題を中心に据え、その学習を通して差別を見抜き、差別を正し、差別を克服していく生徒を育てる教育に努める。

第3回人権教育LHR

2011年2月3日 00時00分
22日(水)67限、第3回人権教育LHRを実施しました。

2年生は、清見久夫さんを講師にお招きし、「わたしたち発メッセージ~ひとりぼっちでなく つながりあえる存在として~」という演題でご講演いただきました。ご自身と部落問題の出会いのこと、部落問題の解決がさらに前進するための課題などについて、丁寧にお話しいただきました。

講演を聴いた後感想を書きましたが、「印象に残ったのは、部落差別は自然になくなったのではなく、その背景にはどこかで誰かが動いていたということでした」「差別を受ける人の気持ちを理解することは非常に困難だが、それが出来たとしたら人権を今まで学んできた価値があると思う」などの意見があがっていました。それぞれがいろいろな言葉にいろいろなことを感じてくれたようです。

今年度の人権教育LHRはこれで終わりますが、今後も人権を尊重する人材育成に努めていきます。
 

 2年生対象の講演(清見久夫さん) 教室に戻って感想を書いています
     
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