読書・小論文活動概要

 本校では、平成8年度から平成30年度まで読書小論文活動を実施していました。1・2年生は、夏休みと冬休みに課題図書の読書と小論文の作成を行い、優秀作品は「志在千里」に掲載し、また課題図書の著者を招いての講演会等も行い、読解力や表現力の向上に一定の成果を収めてきました。現在は図書館での図書館ゼミや読書会など、本に親しむための活動を積極的に行っています。 
 平成19年度からは、進んで読書を行い、主体的に学びながら向上しようとする人間の育成を目指して、朝読書の取組みを開始しました。 

図書館ゼミ「心のセルフコンディショニング講座」を開催しました

2013年9月3日 00時00分


 8月29日放課後、図書館ゼミ「心のセルフコンディショニング講座」を開催しました。
 
 この講座は全2回開催で、今回は第1回目にあたります。今回は、主に受験についてのストレスマネジメントについて取り上げました。
 講師は、鳥取大学大学院医学系研究科の菊池義人教授です。菊池先生は臨床心理士で、鳥取大学の心理相談機関である「臨床心理相談センター」のセンター長もされておられます(臨床心理相談センターの詳細については、こちらをご覧ください)。
 
  
 
 講師の鳥取大学大学院医学系研究科・菊池義人教授     講座の様子 皆さん熱心に聞き入っています
 
 講座の中では、勉強の効率を上げるためのポイントから人間関係の悩み、不安や抑うつ、ストレスへの対処法について、心理学の専門的な話や高校生にとっての身近な例を交えながら、幅広い内容の話をしていただきました。「やるべきことを書き出して優先順位をつけて、気持ちを整理する」「人に尽くすこと、人に頼ることも大事」など、今後に役に立つ具体的なポイントも教えていただきました。
 
 また、最後に「一つ言葉にすれば」(作詞・作曲・歌:藤田麻衣子)という、心が軽くなり元気が出る歌の紹介もありました。歌詞にあった「一つ言葉にすれば 一つ何かが変わる」…会場の誰もが、この歌に、そっと背中を押してもらったのではないでしょうか。
 
 今回は主に3年生向けの講座でしたが、1・2年生や倉吉鴨水館生の参加も見られ、質疑応答では多岐にわたる質問がなされるなど、参加してくれた皆さんの熱意を感じる会となりました。 
 
  
 
      日常的なストレスの予防法は…             質疑応答では、たくさんの質問が寄せられました
 
 「心のセルフコンディショニング講座」、第2回は12月17日放課後に予定しています。時期が近づきましたらまたご案内しますので、たくさんの皆さんの参加をお待ちしています。