読書・小論文活動概要

 本校では、平成8年度から平成30年度まで読書小論文活動を実施していました。1・2年生は、夏休みと冬休みに課題図書の読書と小論文の作成を行い、優秀作品は「志在千里」に掲載し、また課題図書の著者を招いての講演会等も行い、読解力や表現力の向上に一定の成果を収めてきました。現在は図書館での図書館ゼミや読書会など、本に親しむための活動を積極的に行っています。 
 平成19年度からは、進んで読書を行い、主体的に学びながら向上しようとする人間の育成を目指して、朝読書の取組みを開始しました。 

1、2年生小論文品評会

2015年9月2日 15時17分

 9月2日(水)の4・5限に、1・2年生の小論文品評会を実施しました。今回は、夏季休業中に書いた小論文を相互に読み合って、クラスの代表作品を2点決定しました。1年生は評価基準が多く、戸惑った様子でしたが、個人で読む時間にはじっくりと取り組み、また話し合う時間には活発な議論を行っていました。この後に教員による読書小論文委員会で学年代表作品を選出し、10月発行の文集『志在千里』に掲載します。
 


様々な観点からクラスメイトの小論文を熟読します


みんなで話し合い、クラスの代表を決めました


 
 今回の必読図書
【1年生】
 『科学の目 科学のこころ』     長谷川眞理子/著 岩波書店
 『学校って何だろう』        苅谷 剛彦/著  筑摩書房 
 『疑似科学入門』          池内 了 /著  岩波書店
 『希望のつくり方』         玄田 有史/著  岩波書店
 『ことばと文化』          鈴木 孝夫/著  岩波書店
 『名画を見る眼』          高階 秀爾/著  岩波書店


【2年生】
 『自由と民主主義をもうやめる』   佐伯 啓思/著  幻冬舎
 『生物と無生物のあいだ』      福岡 伸一/著  講談社
 『日本のデザイン』         原  研哉/著  岩波書店
 『寝ながら学べる構造主義』     内田 樹 /著  文藝春秋
 『反貧困』             湯浅 誠 /著  岩波書店
 『わかりやすいはわかりにくい?』  鷲田 清一/著  筑摩書房