読書・小論文活動概要

 本校では、平成8年度から平成30年度まで読書小論文活動を実施していました。1・2年生は、夏休みと冬休みに課題図書の読書と小論文の作成を行い、優秀作品は「志在千里」に掲載し、また課題図書の著者を招いての講演会等も行い、読解力や表現力の向上に一定の成果を収めてきました。現在は図書館での図書館ゼミや読書会など、本に親しむための活動を積極的に行っています。 
 平成19年度からは、進んで読書を行い、主体的に学びながら向上しようとする人間の育成を目指して、朝読書の取組みを開始しました。 

著者講演会を行いました

2017年10月10日 09時52分

10月6日(金)の午後、著者講演会を実施しました。

今年度は、2年生の必読図書である「反貧困」の著者である法政大学現代福祉学部福祉コミュニティ学科教授の湯浅誠氏をお招きしました。

貧困をなくすために社会活動をされてきた経験に基づいた説得力のあるお話を聞くことができました。ルールはみんなが幸せになるために存在するものであり、おかしなことがあれば改善すべきことや、貧困は必ずなくなるという信念を持って活動に取り組んでおられることなどを聞き、これからの自分に何ができるかを自問自答しながらあっという間に時間が経過しました。

その後、60名弱の生徒との座談会を行いました。たくさんの生徒が質問することができました。先生も丁寧にその質問に答えてくださり、有意義な時間となりました。



  講演会の様子



  座談会では、切れ間なく生徒からの質問が続きました

 

  図書館で著作や関連図書を展示しています