読書・小論文活動概要

 本校では、平成8年度から平成30年度まで読書小論文活動を実施していました。1・2年生は、夏休みと冬休みに課題図書の読書と小論文の作成を行い、優秀作品は「志在千里」に掲載し、また課題図書の著者を招いての講演会等も行い、読解力や表現力の向上に一定の成果を収めてきました。現在は図書館での図書館ゼミや読書会など、本に親しむための活動を積極的に行っています。 
 平成19年度からは、進んで読書を行い、主体的に学びながら向上しようとする人間の育成を目指して、朝読書の取組みを開始しました。 

第1回図書館ゼミを開催しました

2010年6月3日 00時00分

平成22年度県立高校学力向上チャレンジ・サポート事業の一環として、本日第1回図書館ゼミを開催しました。
 
 講師は、鳥取大学理事・副学長の本名俊正先生をお招きし、「地球問題と食料問題-未来は君たちの手の中にある-」と題して講演していただきました。先生は土壌学がご専門で、鳥取大学での研究のスタートが、黒ぼく土のある倉吉であったこと、私たちが暮らしているこの地は、かつての因幡の国は稲場の国、稲葉の国とも言ったように、生産性のよい肥沃な土地がある。これは、適度な降雨量、山と海までの距離などもともとの自然条件がよかったことに加えて、鳥取の人たちが農地として土壌をよく管理してきたという努力によるもので、こういう文化が育つ地盤がある。君たちがこの文化を受け継ぎ、この地に関心を持って守ってほしいと、熱く語られました。                                              
 

      
    丁寧にわかりやすく説明される本名先生                パソコン内には他人が入れたデータしかない。現場に行って人、土と
                                            話そう。本物は、実物の中にある。 
         
       質問をする3年浜本くん                         「まずやってみること」と自筆の書でエールを送る本名先生 
                                                 
                                                                  
       
   謝辞を述べる3年岩里くん                           参加者全員で Let's try. と気合を入れる  
 
 
 
                                           
   終了後も質問が絶えない。質問者は3年生朝妻くん。