読書・小論文活動概要

 本校では、平成8年度から平成30年度まで読書小論文活動を実施していました。1・2年生は、夏休みと冬休みに課題図書の読書と小論文の作成を行い、優秀作品は「志在千里」に掲載し、また課題図書の著者を招いての講演会等も行い、読解力や表現力の向上に一定の成果を収めてきました。現在は図書館での図書館ゼミや読書会など、本に親しむための活動を積極的に行っています。 
 平成19年度からは、進んで読書を行い、主体的に学びながら向上しようとする人間の育成を目指して、朝読書の取組みを開始しました。 

第2回図書館ゼミ①が開催されました

2010年7月28日 00時00分
728日(水)午後、上灘公民館にて第2回図書館ゼミが行われました。このゼミは県立高校学力向上チャレンジサポート事業の一環として実施されています。
 今回の講師は鳥の劇場主宰の中島諒人さんです。三島由紀夫の『班女』『葵上』(どちらも「近代能楽集」より)を使って「台本を読む、演じる、味わう」という題で講義が行われ、42名の参加がありました(内訳:校生徒18名、他校生徒13名、本校職員7名、他校職員4名)。

 参加の生徒からは「演劇のおもしろさが葛藤からできる、という話がなるほどと感じました」「いろんな人が読んで、その人によって印象が変わるのがすごくおもしろかったです」「是非練習して友人たちと劇を作って有意義な時間を作りたいです」などの感想が寄せられました。

 中島さんのゼミはこのあと3回予定されており、今日読み解いた『班女』『葵上』を演じるところまでやってみます。最後にはしっかりと台本を味わえるよう、今後も充実したゼミになることを期待しています。
                 
    
     
  中島さんの語りを集中して聞いています          実際に台本を読んでみます
 
   
 
  台本の構図を描いてもらうとこんな感じに…     『班女』チームにアドバイスを下さる中島さん