進路指導の方針

本校では,将来仕事をすることを通して社会に貢献することができる人材の育成をめざしています。倉吉東高3年間の教育活動を通じて,幅広く豊かな教養はもちろん,社会から求められる力や自らの「生きる力」を身につけていきます。

具体的には以下のような取り組みを行っています。

  1. キャリア教育の観点から,将来の進路を考える指導
  2. 自らの人生に高い志を持ち,実現に向けて主体的に取り組む指導
  3. 互いに刺激しあい,高め合う集団の育成
  4. 個々の進路目標に対応した適切な指導(面談,添削,推薦入試指導,小論文・面接指導)

『学びの復権』ロングホームルームを実施しました

2010年9月1日 00時00分

 9月1日(水)の6・7時間目に、『学びの復権』LHRを実施しました。『学びの復権』とは、全教員が「なぜ学ぶのか」、「どのように学ぶべきなのか」、「「自分はどのように学んできたのか」などについての書いたエッセーを、学年ごとに3冊の冊子にまとめたものです。ともすると高校の勉強は、大学受験に合格するための「手段としての勉強」になりがちですが、立ち止まって本来の「学び」の意義や面白さを再考するために、10年前からこの取り組みがはじまりました。生徒はこの冊子を読んで、学びの意義について議論をしたり、感想文を書くなどして、「学びの本質」についての思索を深めました。生徒の感想からは「勉強ができる環境にいる自分は恵まれた存在であり、感謝すべきことだと再認識した」、「やらされるのではなく、自分からやるという気持ちで取り組まなければ意味がないと思った」、「○○が苦手と言うのは時間の無駄である。前向きに苦手を克服する生き方をしていきたい」などの感想が聞かれました。
 
     
      『学びの復権』を熟読する生徒たち                         参考になった「学び」について討論
 
    
          感想をまとめる生徒たち                      赤=3年生用、グレー=2年生用、青=1年生用