部落解放研究部(解放研)

令和7年度部員数 3年0名、2年2名、1年1名
部のモットー 
 「差別することからの解放、差別されることからの解放」
活動時間
 平日 火曜日昼休憩
クラブから一言
 平日の昼休憩に昼食を食べながら、社会の未解決な差別や人権問題(同和問題、在日外国人の問題、障がい者の問題、男女共同参画、いじめ問題等)を話し合い、考えています。
7月と10月に他校の生徒との交流会や学習会もあります。部でフィールドワークもできるかも?兼部も大歓迎です!関心のある人はぜひ参加して下さい。

R7年度解放研フィールドワークを行いました

2025年12月6日 14時39分

8月31日(土)に解放研でフィールドワークを行いました。場所は、岡山県津山市の北部です。

今回の目的は、明治初期に岡山県北部で起こった、明治政府による徴兵制・学制・租税に加えて、被差別部落の人々を「平民」とする「解放令」に反対した農民による一揆「美作騒擾(みまさかそうじょう)」についての学習でした。

実際に焼き討ちにあった被差別部落の一帯や、一揆の農民に被差別部落の人々が殺害された河原等を訪れました。近くの神社には焼き討ち跡がまだ残っているなど、現地に行って学ぶことが多かったです。

案内していただいた加茂人権問題研究会の原田は、美作騒擾については現地ではほとんど知られていないため、被差別部落に対する差別の歴史としてこの事件を語り継がなければならないとおっしゃっていました。

鳥取に近い地でこのような事件があったこと、そして非常時にこそ差別が表面化することを心してこれからも学習し続けたいと思いました。来年度もフィールドワークを続けたいと思います。

shukusen津山①

加茂人権問題研究会設立の慰霊碑

shukusen津山③

事件のあった河原で説明を聞く

shukusen津山④

shukusen津山②