人権教育

本校の人権教育の取り組みとして、人権教育LHRの推進、解放研活動、育友会人権教育推進委員会や諸団体との連携、進路保障等を行っています。また人権教育の基本姿勢は,以下のとおりです。

  1. 教育活動の全領域において、生徒一人ひとりを尊重し、人権教育の実践にあたる。
  2. 人権教育について、全職員が積極的に取組み、共通理解に基づいて計画的な実践に努める。
  3. 部落差別の問題を中心に据え、その学習を通して差別を見抜き、差別を正し、差別を克服していく生徒を育てる教育に努める。

人権教育LHR(公開)について

2009年10月13日 00時00分

公開人権LHR

108日(木)は5限の授業参観に続いて、67限に人権LHRが公開のかたちで行われました。生徒たちが進める自主的スタイルが本校人権LHRの伝統ですが、次のような統一テーマに沿って、各クラス工夫をこらした人権学習を展開しました。
1年生「人権問題に学ぶ」
2年生「在日韓国・朝鮮人問題に学ぶ」
3年生「結婚差別問題に学ぶ」
育友会の参加者は、125名、219名、317名、その他外来の方が17名、計78名でした。公開LHRのあと学年ごとに懇談会を開き、生徒たちによる今日のLHRについて活発な意見を交換しました。
 
                
 
<参加された方の感想>
       勉強や部活・行事が忙しい中での真剣な取り組みはすばらしいと思いま
        す。人権劇もとてもわかりやすい構成でした。準備の作業の中でも人権に
        対する思いが深まったことと思います。真剣な話し合いの中で人権意識
        の高揚につながったと思います。(1年)
       今日の意見交換や問題提示をきっかけに、韓国人差別等の問題やあら
        ゆる人権問題に対し、しっかり自分自身との関わり(自分自身をふり返  
        る)を見つめてほしいです。(2年)
       グループ内で、一人ひとりが自分の考え、思いを自分の言葉で語り、ま
         た友だちの意見をしっかり聞き、学習を深めていてよかったと思います。
         なごやかな雰囲気で話し合いが進められていて、自分の思いが語れる
         人間関係があり、あたたかい気持ちで参観することができました。(3年)
 
 大会議室では、育友会と解放研部員の懇談も行われました。生徒の本音が聞ける会として育友会が毎年楽しみにしている懇談です。