人権教育

本校の人権教育の取り組みとして、人権教育LHRの推進、解放研活動、育友会人権教育推進委員会や諸団体との連携、進路保障等を行っています。また人権教育の基本姿勢は,以下のとおりです。

  1. 教育活動の全領域において、生徒一人ひとりを尊重し、人権教育の実践にあたる。
  2. 人権教育について、全職員が積極的に取組み、共通理解に基づいて計画的な実践に努める。
  3. 部落差別の問題を中心に据え、その学習を通して差別を見抜き、差別を正し、差別を克服していく生徒を育てる教育に努める。

1・2年第3回人権教育LHRを行いました。

2014年2月5日 00時00分

本日6・7限に1・2年生の第3回人権教育LHRが行われました。
前週の事前学習の結果を踏まえ、各クラスの特色を活かしながら、
共通のテーマについて生徒が主体となって議論し、差別の解消に向け
て自分たちが何ができるかを議論しました。
 
1年生はオールロマンス事件、狭山事件等を取り上げながら解放運動
や同和対策事業の果たしてきた役割を考えました。2年生は地名総鑑、
戸籍不正取得事件を取り上げ、近年の差別について考えました。自分
が同和地区出身であることを公表した生徒もいました。まさに、差別
の問題は今ここにある問題であると感じた生徒も多かったと思います。
 
来年度の2年は外国人差別の問題、3年は同和問題の核心と言える就
職差別と結婚差別の問題も取り上げます。今回のLHRを通して、ク
ラスが来年度変わっても人権問題について同じ出発点から考えること
ができると思います。来年度も、生徒も教職員も一緒になって差別解
消のために動く力が得られるLHRにしたいと思います。
 
来年度も公開人権教育LHRがあります。保護者の方を始め、もっと
参加者が増えることを期待しています。生徒の学校での様子が見られ
る貴重な機会ですので、ぜひご参加をよろしくお願いします。