育友会:鳥取県高P指導者研究大会(報告)
2023年11月16日 08時00分・令和5年11月12日(日)
・米子市文化ホール
・演題「半径5mから始まる世界」
・講師 株式会社リクルート「キャリアガイダンス」編集長
国立大学法人 東京学芸大学客員准教授
千葉県キャリア教育調査推進協議会委員
赤土 豪一 氏
鳥取県高等学校PTA指導者研究大会では、徳吉淳一会長の主催者あいさつ、足羽秀樹鳥取県教育委員会教育長から来賓祝辞後、赤土豪一氏による講演を拝聴しました。
半径5mという自分に見える範囲の中からいくらでも発見はある。ただそれに自分が気づくか、気づかないかであり、選択するか、しないかである。
半径5mからの気づきを大切にする。たくさんの視点で考え、さらに一歩踏み込むことで学びに変えていくこと。
高校教育の中で、この学びが探求学習であり、知識だけを覚えたり、詰め込んだりするこれまでの教育との大きな違いである。
大学選択おいても、この探求学習から大学で何をどう学ぶかが明確な総合型選抜試験(=以前のAO入試)となる育成型入試を活用していく大学もでてきている。(例で鳥取大学、島根大学の入試要項の紹介あり)大学での学びを深め社会に役立つ人材となる。その始まりは半径5mからの気づきである。
〇「半径5mがきっかけとなる」
〇「普段から身の周りのことに疑問を持ち気づくことが大切」
〇そのためにもたくさんの「経験をする」
〇経験により「視点が増える」
〇「ちょっとやってみる」のもいい
今後、多様化していく社会に対応するため、高校教育、大学での学び方も変化し自分の興味関心を学びに繋げる進路選択もある。それが自分の強みになっていく。親としても子どもたちの可能性を信じ、応援し続けたいと思う。
当日は本校から校長先生と井勢副会長、谷川健全育成委員長、会長衣笠が参加させていただいた。ありがとうございました。