育友会

IMG_1336

ごあいさつ

                         育友会会長    衣笠優子

 今年度、会長を務めさせていただくことになりました。皆さま一年間どうぞよろしくお願いいたします。さて、本校PTAは倉吉東高「育友会」といいます。明治44年に活動の先駆けとなる「父兄懇談会」が開催され、昭和22年には育友会として設立、現在まで活動が継続されています。コロナ禍を経た今、活動の新たな価値付けなどの必要を感じています。さらに、時代が変わっても変わらないのが子どもたちの健やかな成長を願う親心であり、大人同士の関わりと協力は欠かせません。今後育友会としては、会員同士がしっかりと繋がり、情報を共有し前例踏襲にとらわれず活動をしていきたいと思います。子どもたち一人ひとりの夢の実現に向けた挑戦や、充実した高校生活を送っていけるよう、楽しみながらしっかりとサポートしていきましょう。何かとご多忙とは存じますが、育友会への積極的なご参加とご協力を、よろしくお願いいたします。

※ 今年度から育友会のこのコーナーは、保護者の皆さまにお伝えしたい情報を育友会本部役員が書いて情報を発信しております。

 
◎育友会ブログは令和5年度をもって終了しました
 

育友会:人権教育講演会

2023年12月5日 10時10分

11月28日 倉吉体育文化会館にて人権教育講演会が開催され、「性的マイノリティの人権」について県人権文化センター専任研究員の中尾和則氏に講演いただきました。

「性的マイノリティの人権」といっても、その中身はとても複雑かつ繊細で当事者の抱えている困難や葛藤も深刻であり、私たちが学び考えなければならないことは多くあることがわかりました。そのような難しい課題について、とても平易な語り口でテンポ良く講演いただき、あっという間の充実した時間になりました。話を聞けて良かったなぁととても満足しています。

さて講演の内容ですが、

・「性の多様性について知ろう」

・「性的マイノリティの葛藤や社会に存在する差別」

・「国や行政の取り組みと私たちにできること」

以上3つの内容で話が進められました。

(詳細については人権教育推進部広報紙「秋桜」にて掲載いたします)

学んだことは本当にたくさんあるので書き切れません。

ここでは「SOGI(ソジ)」について紹介します。

DSC_0001_BURST20231130104837502 (1)

「LGBT」という言葉を聞いたことがある方は多くいらっしゃると思いますが、「LGB(恋愛感情などの方向性)」と「T(自分の認識している性)」とに分けてとらえる必要があることを学びました。さらに「Q(性指向も性自認もわからない)」の人もいます。

しかし、このような多様な性を語るときマイノリティばかりに注目してばかりだと逆に特別な存在として印象づけてしまう可能性があります。

これに対して「SOGI」とは、多数派(異性愛)も含めすべての人が持つ性質に注目してセクシュアリティについて語ろうという考え方です。

「SOGI」、初めて聞いた言葉でしたが重要な考え方を学ばせていただきました。

「私たちの身近な、大切な人の幸せにつながるかもしれない」という笠見部長の開会挨拶も講演会をよりよく聞く言葉となりました。

DSC_0746 (2)