育友会

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ごあいさつ     

育友会会長 衣笠優子

皆様には日頃より育友会活動にご理解とご協力をいただき、誠にありがとうございます。令和6年度、引き続き会長を務めさせていただくことになりました。一年間どうぞよろしくお願いします。

 さて、本校育友会の目的は、倉吉東高の教育方針である「倉吉東高のかたち」を踏まえ、積極的に協力し、保護者と教職員が一体となって、生徒を学習面、生活面から支援し、保護者一人一人が学び、参加・交流できるような活動をすることにあります。

 ここ数年、コロナの影響で十分な活動ができず、以前の活動が引き継がれぬまま会員の皆さまが次々と卒業されていきました。ようやく落ち着いてきた今、何をどうするのか、本当に必要な活動は何なのかと原点に立ち返って考え、今年度は早速、強歩大会での豚汁支援を復活するなど、その第一歩を踏み出しているところです。

 高校生である我が子達は、大人への過程の中で、最も大切な時期をこの学校で過ごしていますが、どんな中で学び、学校生活を送っているのか、見て感じることも必要だと思います。育友会では今年度、このような機会を少しでも取り入れていけるよう検討してまいります。「身近で参加しやすく、笑顔溢れる楽しい活動」を企画運営して、役員全員で一致団結して頑張りたいと思います。

 社会状況が変化しても変わらないのは、子どもたちを全力で応援する親の心であると思います。今後とも、会員の皆様が気持ちよく、充実感に満ちた活動となるよう心掛けてまいりますのでご支援、ご協力くださいますようお願いします。

※令和6年度よりこの育友会(PTA)コーナーは、保護者の皆さまにお伝えしたい情報を育友会本部役員が書いて、発信しております。

 
◎育友会ブログは令和5年度をもって終了しました
 

育友会:人権教育講演会

2023年12月5日 10時10分

11月28日 倉吉体育文化会館にて人権教育講演会が開催され、「性的マイノリティの人権」について県人権文化センター専任研究員の中尾和則氏に講演いただきました。

「性的マイノリティの人権」といっても、その中身はとても複雑かつ繊細で当事者の抱えている困難や葛藤も深刻であり、私たちが学び考えなければならないことは多くあることがわかりました。そのような難しい課題について、とても平易な語り口でテンポ良く講演いただき、あっという間の充実した時間になりました。話を聞けて良かったなぁととても満足しています。

さて講演の内容ですが、

・「性の多様性について知ろう」

・「性的マイノリティの葛藤や社会に存在する差別」

・「国や行政の取り組みと私たちにできること」

以上3つの内容で話が進められました。

(詳細については人権教育推進部広報紙「秋桜」にて掲載いたします)

学んだことは本当にたくさんあるので書き切れません。

ここでは「SOGI(ソジ)」について紹介します。

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「LGBT」という言葉を聞いたことがある方は多くいらっしゃると思いますが、「LGB(恋愛感情などの方向性)」と「T(自分の認識している性)」とに分けてとらえる必要があることを学びました。さらに「Q(性指向も性自認もわからない)」の人もいます。

しかし、このような多様な性を語るときマイノリティばかりに注目してばかりだと逆に特別な存在として印象づけてしまう可能性があります。

これに対して「SOGI」とは、多数派(異性愛)も含めすべての人が持つ性質に注目してセクシュアリティについて語ろうという考え方です。

「SOGI」、初めて聞いた言葉でしたが重要な考え方を学ばせていただきました。

「私たちの身近な、大切な人の幸せにつながるかもしれない」という笠見部長の開会挨拶も講演会をよりよく聞く言葉となりました。

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