8月7日(水)から9日(金)に首都圏研修を行いました。5年ぶりの開催となり、1,2年生の希望者15名が参加しました。東京大学の研究室訪問や構内散策、本校卒業生による講演会や座談会、企業訪問等を行い、参加した生徒は自らの視野を広げ、今後のキャリアについて深く考える機会となりました。

日本倶楽部にて講演会(前東京鴨水会同窓会会長 福井 宏一郎 氏、現東京鴨水会同窓会会長倉都 康行 氏、本校卒業生 濵家 奈生 氏)

東京大学大学院農学生命科学研究科 安田講堂前で記念撮影
応用生命工学専攻醗酵学研究室訪問

東京大学駒場キャンパス訪問 OBによる講演会(小原 和樹 氏、中本 浩喜 氏)

OBによる講演会(日下部 聡 氏) 企業訪問(株式会社アークエッジスペース)
生徒の感想には、「この研修に参加しなかったら、経験できないようなことをこの研修で経験できたので、とても良い研修だった。様々なキャリアを積まれた方々の話を聞けて、自分の人生の選択肢や生き方、視野の広さがとても変わったと思う。また、地元以外の都会で過ごす力がとてもついたと思う。」「先輩たちの声や大学での学びのことなど、参考になることばかりだった。勉強への意欲が増す、すばらしい研修だったと思う。是非来年も参加したい。」「大学入学後に具体的に何をするかがわかって、自身の進路を考えるのにとても役立った。大学進学から仕事をするようになるまでがよく知れて、すっきりした。」などの感想がありました。
7月17日(水)放課後にアントレプレナー講演会を行いました。
アントレプレナー講演会は、県内から全国へ、そして世界へと展開する県内の企業家から講演を聞き、県内の産業や知的財産を利用して、世界に羽ばたく人材を育成することを目的としています。また、起業の実態や地域活性化への方策を聞くとともに、ふるさと鳥取県への愛着を深めていくための今年度からの取組です。
県内企業家による講演会を年4回放課後に実施し、終了後講師との座談会を行います。
第1回の講師として株式会社バルコスの代表取締役 山本敬 氏を招聘し、鞄の販売から今ではカフェや旅館と展開している現状に至るまでの過程から世界とのつながりについてお話しいただきました。決められた型に入ることを嫌い、少ない可能性ではなく大きな可能性を掴んでいく山本氏の行動力や発想力は生徒だけでなく教員も考えさせられる内容でした。生徒も座談会の時間いっぱいまで気になったことを質問し、充実した講演会となりました。

▲山本敬 氏「写真家として雑誌に名前が。。。倉吉で商売してみたい。。。」

▲「起業するために必要な力は?」「高校生のうちに身に着けておくべきことは?」

▲「採用されるときに、一番重視する点は?」→近年は○○を重視。
6月19日(水)5限に進路講演会を行いました。
講師として株式会社リクルートの清田直希さんを招聘し、キャリア教育の視点から、文理選択および大学学部学科との関係についてお話しいただきました。
・「将来やりたいこと」を意識する
・「進学先で学びたいこと」から絞る
・「入試に必要な科目」を視野に入れる
・「好き」や「得意」から選択する
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ポイントを4つに絞り、『「やりたいこと」は「知っていることの中」からしか見つからない』から知っている事を広げていくこと、「目の前のことに懸命に取り組む中で自分らしさを見つけていく」必要があることを学びました。また、「しくじり選択」についてもよくある事例をご紹介いただき、文理選択をするにあたって非常に考えさせられる良い機会となりました。

▲生徒の心をつかむ講師清田直希氏

▲しっかりとメモを取る生徒

▲問いかけに大きく反応する生徒
8月2日(水)に3年生の希望者を対象に進路講演会を行いました。講師は本校非常勤講師の福嶋凡子(ふくしまひろこ)先生で、これから受験を迎える3年生に進路選択に関するお話をしていただきました。先生の高校時代の勉強の取り組み方や高い目標を持つことの意義、目標の立て方について話していただき、高校と大学の違いを改めて感じることができました。講演後の質疑応答では、「休憩時間の過ごし方」、「集中力途切れたら何をしていたか」、「成績が伸びた時期」など、多くの質問が出ていました。

8月1日(火)に学校推薦型・総合選抜入試に関わる進路講演会を行いました。
鳥取大学特任教授の尾室先生に講師をお願いし「大学進学研修プログラム実践編ー自己表現力を向上させる」をテーマにお話を聞きました。探究活動を自分の思い描くビジョンにどのように繋げるか、質をどう上げるかについてのお話では、大学側の視点を深く知ることができました。また、受験において「書類」と「面接」の選考を通じて大学側がどのような観点で受験生を知ろうとしているのかをお話しいただきました。改めて自分の取り組み方や考え方をふりかえることができ、参加者のモチベーションの向上につながりました。

7月19日(水)5限に1年生で進路講演会、6限にIB希望者を対象に説明会を行いました。
株式会社ベネッセコーポレーションの福井様に講師をお願いし、高校での学習と文理選択の考え方についてお話を聞きました。「『やりたいこと』は『知っていること』の中からしか見つからない」という言葉から、「知る」ことの重要性を感じました。自己理解や社会理解の必要性、そして何かを選択する際はすべての選択肢の内容を知って理解することが進路の幅を大きく広げるというお話は、今後の文理選択を考える良い機会となったと思います。

また、IB説明会では株式会社ベネッセコーポレーションの赤木様に講師をお願いし、グローバル人材についてや国際バカロレアについてお話を聞きました。受験・大学・社会の選択肢を広げ、グローバルに活躍できる人材の土台を作ることのできるIBの学びは、世界的に使える資格であることから、沢山の学びや挑戦をすることができます。生徒たちが、来年に向けて期待に胸が膨らませている様子を感じられる会となりました。

島根大学と鳥取看護大学の先生方から大学の学部・学科の特徴や研究内容についの詳細な説明を聞くことで、大学での学びや学問への理解を深めることができ、進路選択に繋がる取り組みとなりました。また、説明会では「言語文化」,「教育」,「人間科学」,「地球科学」,「環境共生科学」,「材料エネルギー」,「看護」の7つの分野から興味のある2つの分野に参加することができ、幅広く進路選択を考えることができました。

島根大学教育学部 吉田先生

島根大学法文学部言語文化学科 野本先生(オンライン)

鳥取看護大学看護学部看護学科 田中先生

島根大学生物資源科学部環境共生科学科 石井先生

島根大学総合理工学部地球科学科 向吉先生

島根大学材料エネルギー学部 三原先生

島根大学人間科学部人間科学科 村瀬先生(オンライン)
令和4年4月18日(月)5限に1年生が第1回進路LHRを『学問を知る』をテーマに行いました。問題解決への様々なアプローチの仕方を学問分野の視点から考え、問題解決へのアプローチの幅を広げるとともに、様々な学問についての知見を広め、自分の興味関心を広げることを目的に取り組みました。

3~4名の班に分かれてjamboardを使って意見を出し合う

各班で出た意見をクラスで共有する