インフルエンザ考
2009年4月28日 00時00分今朝ほど、厚生労働省が「新型インフルエンザ」の発生を認定したというニュースを発表しました。WHOはフェーズ3からフェーズ4へと警戒レベルを引き上げたとも伝えています。(詳細は厚生労働省のページをご覧ください。)
本校でもB型インフルエンザが流行っており、「今日の倉東」のページに書いたような対策をとりました。インフルエンザは発症する1日前から感染力を持つと言われており、感染した場合には、発症していなくてもすでに他人にうつす可能性があるわけです。そこで、相互に感染の可能性が高い部活動を数日間停止することによって、それを防ごうとしたものです。(感染してしまったヒトはその間に発症するでしょうし、その間に他人にうつす心配もないからです。)
インフルエンザの感染は、「接触感染」と「飛沫感染」だと言われています。咳やくしゃみのウィルス入り飛沫が粘膜に触れることによって感染します。感染者の飛沫等がついた物を触り、その手で目をこすったりすれば感染する可能性があります(接触感染)。従って、うがいや手洗いが効果を持つのです。さらに人ごみを避けること、マスクの着用や咳エチケット(インフルエンザについてのページをご覧ください)の有効性も理解できると思います。