育友会

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ごあいさつ

                         育友会会長    衣笠優子

 今年度、会長を務めさせていただくことになりました。皆さま一年間どうぞよろしくお願いいたします。さて、本校PTAは倉吉東高「育友会」といいます。明治44年に活動の先駆けとなる「父兄懇談会」が開催され、昭和22年には育友会として設立、現在まで活動が継続されています。コロナ禍を経た今、活動の新たな価値付けなどの必要を感じています。さらに、時代が変わっても変わらないのが子どもたちの健やかな成長を願う親心であり、大人同士の関わりと協力は欠かせません。今後育友会としては、会員同士がしっかりと繋がり、情報を共有し前例踏襲にとらわれず活動をしていきたいと思います。子どもたち一人ひとりの夢の実現に向けた挑戦や、充実した高校生活を送っていけるよう、楽しみながらしっかりとサポートしていきましょう。何かとご多忙とは存じますが、育友会への積極的なご参加とご協力を、よろしくお願いいたします。

※ 今年度から育友会のこのコーナーは、保護者の皆さまにお伝えしたい情報を育友会本部役員が書いて情報を発信しております。

 
◎育友会ブログは令和5年度をもって終了しました
 

育友会IBブログリレー!

2021年6月1日 15時51分

⑦「生命」とは何か  ~IB-Biologyでの探究~    Biology担当   岩間 周二

Biology担当の岩間です。

「生物とは何か?」
それは「生命をもつ物」
それでは
「生命とは何か?」
「命はいつ、どこから生まれたのだろうか?」
「胚はいつから生命と言えるのか?」
「ES細胞の医学への応用は倫理的にどこまで許されるか?」
「AIが感情をもてば新たな生物といえるのだろうか?」
これらの問に対して、Biologyにおいて、空間軸としては分子レベルのミクロから地球レベルのマクロの視点にわたって、また時間軸としては地球が誕生したと言われる46億年前から現在に至るまでの視点で「生物」とは何かを探究していきます。

ここでクイズです。
Q. ヒト1人のもっているすべてのDNAをつなげていくとどのくらいの長さになるでしょうか。
選択肢1 鳥取県の米子から鳥取までの距離
選択肢2 鹿児島から北海道までの距離
選択肢3 地球一周
選択肢4 地球から月までの距離
選択肢5 選択肢5より長い距離


答えは、選択肢6(地球から太陽までの距離の800倍)となります。このような天文学的な長さのDNAを私たち1人がそれぞれもっていることは神秘的であると同時に、そのようなDNAがどのように私たちの体に納められていてどのようにはたらいているのか、完全に説明することはできません。前回のリレーブログでは、「CAS(創造性・活動・奉仕)」を通して、協働、問題解決、対立解消、創造的思考やクリティカル・シンキングなどのスキルを向上させ、さらに自分のアイデンティティーを確立することが求められるをCAS担当の木村先生が述べられていました。
IB-Biologyでは、生物学をとおして、「生命とは何か」というロマンティックな問に向き合い、生命のアイデンティティを探究していくための準備をしています。 

Biology is a discipline that pursues the Identity of living things from the perspective of commonality and diversity. To develop space and time in a spiral. I am looking  forward to working with you on a journey to explore Biology.Thank you.