育友会

IMG_1336

ごあいさつ     

育友会会長 衣笠優子

皆様には日頃より育友会活動にご理解とご協力をいただき、誠にありがとうございます。令和6年度、引き続き会長を務めさせていただくことになりました。一年間どうぞよろしくお願いします。

 さて、本校育友会の目的は、倉吉東高の教育方針である「倉吉東高のかたち」を踏まえ、積極的に協力し、保護者と教職員が一体となって、生徒を学習面、生活面から支援し、保護者一人一人が学び、参加・交流できるような活動をすることにあります。

 ここ数年、コロナの影響で十分な活動ができず、以前の活動が引き継がれぬまま会員の皆さまが次々と卒業されていきました。ようやく落ち着いてきた今、何をどうするのか、本当に必要な活動は何なのかと原点に立ち返って考え、今年度は早速、強歩大会での豚汁支援を復活するなど、その第一歩を踏み出しているところです。

 高校生である我が子達は、大人への過程の中で、最も大切な時期をこの学校で過ごしていますが、どんな中で学び、学校生活を送っているのか、見て感じることも必要だと思います。育友会では今年度、このような機会を少しでも取り入れていけるよう検討してまいります。「身近で参加しやすく、笑顔溢れる楽しい活動」を企画運営して、役員全員で一致団結して頑張りたいと思います。

 社会状況が変化しても変わらないのは、子どもたちを全力で応援する親の心であると思います。今後とも、会員の皆様が気持ちよく、充実感に満ちた活動となるよう心掛けてまいりますのでご支援、ご協力くださいますようお願いします。

※令和6年度よりこの育友会(PTA)コーナーは、保護者の皆さまにお伝えしたい情報を育友会本部役員が書いて、発信しております。

 
◎育友会ブログは令和5年度をもって終了しました
 

育友会IBブログリレー!

2021年6月1日 15時51分

⑦「生命」とは何か  ~IB-Biologyでの探究~    Biology担当   岩間 周二

Biology担当の岩間です。

「生物とは何か?」
それは「生命をもつ物」
それでは
「生命とは何か?」
「命はいつ、どこから生まれたのだろうか?」
「胚はいつから生命と言えるのか?」
「ES細胞の医学への応用は倫理的にどこまで許されるか?」
「AIが感情をもてば新たな生物といえるのだろうか?」
これらの問に対して、Biologyにおいて、空間軸としては分子レベルのミクロから地球レベルのマクロの視点にわたって、また時間軸としては地球が誕生したと言われる46億年前から現在に至るまでの視点で「生物」とは何かを探究していきます。

ここでクイズです。
Q. ヒト1人のもっているすべてのDNAをつなげていくとどのくらいの長さになるでしょうか。
選択肢1 鳥取県の米子から鳥取までの距離
選択肢2 鹿児島から北海道までの距離
選択肢3 地球一周
選択肢4 地球から月までの距離
選択肢5 選択肢5より長い距離


答えは、選択肢6(地球から太陽までの距離の800倍)となります。このような天文学的な長さのDNAを私たち1人がそれぞれもっていることは神秘的であると同時に、そのようなDNAがどのように私たちの体に納められていてどのようにはたらいているのか、完全に説明することはできません。前回のリレーブログでは、「CAS(創造性・活動・奉仕)」を通して、協働、問題解決、対立解消、創造的思考やクリティカル・シンキングなどのスキルを向上させ、さらに自分のアイデンティティーを確立することが求められるをCAS担当の木村先生が述べられていました。
IB-Biologyでは、生物学をとおして、「生命とは何か」というロマンティックな問に向き合い、生命のアイデンティティを探究していくための準備をしています。 

Biology is a discipline that pursues the Identity of living things from the perspective of commonality and diversity. To develop space and time in a spiral. I am looking  forward to working with you on a journey to explore Biology.Thank you.