育友会:第65回中・四国高P連大会(報告)③
2023年8月3日 12時51分最後は研究協議です。
3つのPTAの共通キーワードは、学校と共に、子ども達と共に、同じ方向を向いて進むです。
『仲間と共に「不撓不屈」でのりこえろ‼』
~コロナ禍学校とPTAの初挑戦への軌跡~
広島県立広島皆実高等学校
PTA会長 杠 基(ゆずりは もとい)さん
〇コロナ禍での大運動会開催
〇無観客状況で運動会をビデオ撮影し、保護者に提供
杠さんは、リーダーシップの取り方として、「保護者の声を受け止める。周囲を上手く巻き込んでいく。学校とPTAのタッグ、同じ方向を向く」そして、「これは1人で出来ることではなく、OB役員の協力、アドバイスがあったり、保護者の直接の意見や子ども達のためにという思いを大切にしていく」と発表されました。
続いて、
『地域に愛される学校 ともに挑んだ10年』
~再編統合から10周年を迎えて~
徳島県立吉野川高等学校
PTA顧問 瀬尾 陽子さん
〇統合後の行事は学校がプランを立て、そこにPTAとして出来ること、やるべきこと、やりたいことを子ども達のために行っていった。
〇PTA活動により、いろいろな方との交流を深めるきっかけとなった。
最後に瀬尾さんは「嫌々じゃなくて楽しんでPTA活動をしてください」と会場の皆さんにエールを送られました。
最後は、
『運営の充実と協力体制により、学校の学びを支える』
~キャリアの学び・グローバルな学び~
岡山県立倉敷南高等学校
R3,4年度PTA会長 田野 美佐さん
〇コロナ禍からのオンラインの活用もあり、対面にこだわらず選択出来るPTAを。
〇SNSで活動を発信し、学校・生徒・保護者の共通理解を高める。
〇PTA会費の有効活用
田野さんは「PTAで文化祭でのバザー、フリーマーケットなどの収益を子ども達に還元していく。グローバル活動(ニュージーランドとの相互訪問)など校外での企画やホストファミリーへの支援もPTAで行っている。
また、役員会などの機会に学校見学をすることで、学校に必要なものを保護者目線で考えたり、保護者同士のチームワークも高まっていると報告されました。
SNSの活用や必要経費の支援など参考になりました。
閉会行事の最後に
今年度開催の岡山県から来年度開催の高知県にバトンが渡されました。
令和6年7月19日(金)に高知県にて開催予定です。
おまけ
倉敷市民ホールの2階ロビーには、子ども達の健全育成への願いがこもった横断幕が掲げてありました。
ご紹介します。
サブタイトルの、
~「集まる」「話す」の大切さ再発見~ の言葉通り、
いろいろな発見をさせてもらった岡山大会。
育友会に活かすためにどうすべきか?と一緒に考える仲間が1人でも多くなることを願い、報告を終わります。