◎午後からは、高校生による発表から始まりました。
◎高知県立丸の内高等学校
音楽科の学生による合唱から始まり、心が洗われるような歌声に会場全体が惹き込まれていました。
◎高知県立高知農業高等学校
グァバ茶の商品開発を障がいのある方々と共に共同研究を行い、農福連携を通じての新たな可能性、学びの発表を聞きました。
もう1つは、ICTを使ったこれからのスマート農業についての発表がありました。
どちらの発表も、次世代の農業に、大きな期待ができるものでした!!
◎高知県立大方高等学校
大方高等学校は高知県南西部の黒潮町唯一の高等学校で、南海トラフ地震発生時には、34.4mの津波高が予想されている町です。その中で、「犠牲者ゼロ」を目標に、高校生ができることは何かを考え、様々な取り組みを行っている発表をきくことができました。
主体的に生き抜く力を身につけている姿に、私達も学ぶところが多いと感じました!!
◎高知市立高知商業高等学校
ラオスに学校を建設する活動が、30年間途絶えず続いており、これまでに9校開校されてきた取り組みの発表がありました。
もう1つの発表は、ジビエ部による捕獲された野生鳥獣の肉を商品開発、販売、その利益を森林保護活動に寄付をするという取り組みの発表でした。
会場でも、学生たちが、実際に商品を販売していました。
午後の後半は、研究協議が行われました。
最初の発表は、山口県立下関双葉高等学校の山﨑PTA会長による「多部制定時制高校のPTA活動」~0から始めた5年間~
でした。
全日制高校と違い、全ての生徒が同じ時間を共有できない中で、生徒、保護者、教職員それぞれのポジションを尊重し、「できることをできるだけ」を合言葉に活動をされています。
保護者と学校が連携し地域を巻き込んで、生徒たちの健全な成長を促進させていこうとする活動は、全く同じだなと共感しました!
次は、鳥取県立米子東高等学校の濵田PTA会長による「PTA活動と地域に根差した魅力ある学校づくり推進事業の取組について」でした。
魅力的だと思いましたのが、図書館開放です。授業日は午前7時~午後7時まで開放されてます。そして、土曜日、日曜日、休日は地域の方の協力を得て、監督をしていただき、午前9時~午後5時まで開放しているそうです。学校の教職員に負担をかけず、地域の人材活用に取り組むPTAの姿は、学ぶところが多く感じました!
最後の発表は、高知県立高知国際中学校・高等学校の曽根PTA会長による「高知国際中学校・高等学校のPTAの活動」~はじめの一歩~でした。
令和5年度に、中学1年生から高校3年生までの6学年が揃った中高一貫の学校で、国際バカロレアの認定校でもあります。
元々が統合校の為、それぞれのPTAがいて、いろいろな変遷を経て、今の形態になったとのことでした。今後も留学生が増えるにつれ、PTA活動も変化していくだろうということです。
以上の発表後、質疑応答で、来場しているどの学校のPTAも、今回の大会で拝聴したものを、自分の学校に還元できるようにと意欲的な姿が感じられる意義深い会となりました。
私たちも、Keep Changing,Keep Challenging!!
であり続けたいと感じました。