10月24日(火)倉吉交流プラザ(視聴覚ホール)にて、青少年育成研修会(主催は倉吉地区少年補導センター)が開催されました。
本校育友会では、谷川健全育成委員長、田村先生、会長衣笠の3名が出席しました。
講演は「青少年の現状と課題」と題して、鳥取県警察本部 少年・人身安全対策課 統括少年警察補導員の種原 由樹子さんから、まず非行少年たちの現状をお聞きしました。
【内容】
1 子どもたちの実態と特性について
2 少年サポートセンターで子どもたちの支援活動の中で見えてきたこと
3 地域の大人ができる支援 など
・少年犯罪は減少傾向だが、非行を繰り返す再非行者が多くなってきている
・街へ非行少年を補導に行っても、最近では子どもたちの姿を見ることが無くなった
・しかし、SNSやインターネットの利用により、子どもが犯罪に巻き込まれるケースが増加傾向にある。(特に甘い誘いなどの薬物や、闇バイトには注意を!!)
・事件を起こしてしまった子どもたちは、いろいろな大人にかかわってもらいながら立ち直りを継続的に支援していくことが必要である。
また、講師の種原さんより、親や地域の皆さまへのお願いとして、子どもたちに対し、普段から「生身の」「表情付きの」「温かい声かけ」をしてほしい。
例えば、「おかえり」、「気をつけて帰りないよ」、「元気で頑張りないよ」、「寒いから風邪ひかないようにね」というような、地域での温かい気持ちの声かけが大切である。さらに子どもたちは、地域全体でしっかり見守っていくことが重要ということも話されました。
北海道の研修旅行から帰ってくる子どもたちを迎えに行った午後6時30分。
日が沈むのが早くなって、あたりは真っ暗な中、バスの到着を今か今かと待つ保護者の車がズラリ。
バスが到着すると、雨が降っていたこともあり、車から降りて急いでバスに駆け寄ります。
色とりどりのキャリーケースも空港で迷子にならず無事のよう。
役目を終えたバスは車庫へ。
私たちはそれぞれの自宅へ。
いつもより話が弾んだ夜でした。
今回の研修旅行で、またひとつ成長した子ども達。
このような機会を与えてくださった先生方、本当にありがとうございました。
日が昇りはじめた午前6時。
「ワクワク」をたくさん詰めたキャリーケースを引いて集合場所へと向かいます。
いつもより、早起きだったけど、スカッと目が覚め、みんな朝からテンションが上がっています。
そして研修旅行で着いた先は…北海道!
無事に着いたようで良かったです。
子どもが出発した後の家は、少し広く感じて、ちょっと寂しい気持ちになりましたが、子ども達が楽しいのは何より。
公共のルールを守って、楽しみながらたくさんのことを学んできてほしいです。
「土産話」と「お土産」を楽しみにしています。
先に予定していたとおり、健全育成委員会では、「全国交通安全運動」と「高校生さわやかマナーアップ運動」の期間に合わせて、9/21,22,25,27,29日に『学校周辺で街頭指導(挨拶運動)』を行いました。
朝の「いってきます」「いってらっしゃい」の挨拶の後、子ども達がどのように登校しているのかが見れた、よい機会となりました。
期間中は、上灘地区の民生委員さんや先生、生徒会執行部の生徒さんにもご協力をいただき、一緒に挨拶や声かけをしました。朝のお忙しい時間にありがとうございました。
活動後の委員の感想では、「ヘルメットの着用率は高いがあご紐を着けていない生徒が数名いた」、「挨拶を返してくれたり自発的に挨拶をしてくれて良かった」などでした。また、車送迎の降車場所の問題は引き続き声かけが必要ですが、委員から改善案が出るなど、今後の活動に役立つ内容もありました。
あいにくの雨で中止になった日もありましたが、地域の方や学校、保護者と繋がり、さわやかな挨拶を交わし気持ちの良い朝のスタートが切れた期間となりました。
今後も地域全体で子ども達を見守っていきたいと思います。
「おはよう」から「おやすみ」まで、親子で挨拶を交わし心も通わせ、これからも、さわやかな倉東生であって欲しいです。
健全育成委員会では、「全国交通安全運動」と「高校生さわやかマナーアップ運動」の期間に合わせて、9/21、22、25、27、29日に『学校周辺で街頭指導(挨拶運動)』を行います。
あいさつを通して、高校生のマナーアップや、ヘルメット着用の声かけによる安全確認を行います。
ご家庭でもお声掛けよろしくお願いいたします。
8月28日(月) 大会議室にて協議及び委員研修会がありました。
委員研修会は、副委員長の河本さんが講師を務めてくださり「子どもの人権を尊重した大人の関わり方~子どもが良好な人間関係を築くために~」と題し、自分と子どもを大切にする関わり方をグループワークを通して学びました。45分と短い時間でしたが一方的に話を聴くだけではなく委員同士で感想を述べ合ったりロールプレイングをしたりと河本さんのテンポの良い熱い進行で充実した時間となりました。詳細は秋桜第1号に掲載いたします。
その後、今後の活動について日程確認をしましたのでお知らせします。
人権推進委員会広報紙「秋桜」の発行について、第1号を9月中に発行予定です。
人権LHRが10月4日に゛ありますがどの様なLHRにするのか生徒にコメントをお願いしております。こちらも秋桜第1号に掲載予定ですのでご覧いただきご参加いただければと思います。
育友会人権教育懇談会を11月28日(火)19:30?21:00倉吉体育文化会館にて開催します。
県人権文化センターの中尾和則様を講師に迎え、性的マイノリティ差別について研修いたします。皆さまお誘い合わせの上多数のご参加をお待ちしております。
残暑の厳しい日が続きますが、夜には虫の声も聞かれるようになり少しずつ秋の気配を感じます。みなさまどうぞご自愛くださいませ。
8月1日(火)2日(水)の二日間、社地区の小学生を対象に『やしろサマースタディ』が開催されました。
倉吉東高の生徒、6名が学習ボランティアとして参加しました。
初日は4名。緊張しながらも、直ぐに距離が縮まり、算数ドリルや漢字などのわからないところを一緒に考えたり、アドバイスしたり、子ども達にとって頼もしいお姉さん達でした。
また、休憩時間にアイスクリームを一緒に食べたり、カフェで社の良さを話し合ったりし、充実した印象でした。参加した井勢さんは「子ども達に教える事は難しかったけど、貴重な体験でした。参加して良かったです。」と、達成感いっぱいでしたよ。
2日目は2名。
1日目より小学生は少し人数が増えました。ボランティアは中学生も加わりました。
小学生に算数でわからないところを聞かれると、傍に行ってゼスチャーも交え、説明したり、図を指したりと、具体的な指導に感心しました。さすがです。
そして、みんなお待ち兼ねの石窯ピザ作り。
トッピングを工夫して、焼いてもらい、美味しくいただきました‼
参加した石谷さんは「子ども達、素直で可愛いですね‼楽しく交流できました。ピザも美味しかったです。」と、満足そうでした。
このイベントの代表者の中島伸一さんは
「倉吉市社地区では地域の子供達に夏休みの学習支援を行う「サマースタディ」を開催しています。これは中高生の先輩がボランティアで勉強のやり方などを教えるもので,今年は8/1-2の2日間開催しました。期間中,東高より6名の学生さんに参加して頂き,子供達にマンツーマンで丁寧に学習指導して頂きました。また,子供達と一緒にピザ焼き体験もして充実したイベントになりました。参加した子供達は「親切に教えてもらった」「色々な事をたくさん話ができて嬉しかった」「分からなかったところが分かるようになった」など子供達にとっても学生さんにとっても,夏休みのいい思い出になったものと思います。参加して頂きました学生さんに心より感謝しております。」と話してくださいました。地域は若い力を求めている、地域は若者と繋がりたい!と改めて気付かされました。
また、学生達は日常、東高の先生方に勉強を教えていただいていますが、人に教えることの難しさや、伝わった時の喜びなど味わうことが出来たようです。
これからの人生の進路に少なからず、いい影響となると感じました。
最後は研究協議です。
3つのPTAの共通キーワードは、学校と共に、子ども達と共に、同じ方向を向いて進むです。
『仲間と共に「不撓不屈」でのりこえろ‼』
~コロナ禍学校とPTAの初挑戦への軌跡~
広島県立広島皆実高等学校
PTA会長 杠 基(ゆずりは もとい)さん
〇コロナ禍での大運動会開催
〇無観客状況で運動会をビデオ撮影し、保護者に提供
杠さんは、リーダーシップの取り方として、「保護者の声を受け止める。周囲を上手く巻き込んでいく。学校とPTAのタッグ、同じ方向を向く」そして、「これは1人で出来ることではなく、OB役員の協力、アドバイスがあったり、保護者の直接の意見や子ども達のためにという思いを大切にしていく」と発表されました。
続いて、
『地域に愛される学校 ともに挑んだ10年』
~再編統合から10周年を迎えて~
徳島県立吉野川高等学校
PTA顧問 瀬尾 陽子さん
〇統合後の行事は学校がプランを立て、そこにPTAとして出来ること、やるべきこと、やりたいことを子ども達のために行っていった。
〇PTA活動により、いろいろな方との交流を深めるきっかけとなった。
最後に瀬尾さんは「嫌々じゃなくて楽しんでPTA活動をしてください」と会場の皆さんにエールを送られました。
最後は、
『運営の充実と協力体制により、学校の学びを支える』
~キャリアの学び・グローバルな学び~
岡山県立倉敷南高等学校
R3,4年度PTA会長 田野 美佐さん
〇コロナ禍からのオンラインの活用もあり、対面にこだわらず選択出来るPTAを。
〇SNSで活動を発信し、学校・生徒・保護者の共通理解を高める。
〇PTA会費の有効活用
田野さんは「PTAで文化祭でのバザー、フリーマーケットなどの収益を子ども達に還元していく。グローバル活動(ニュージーランドとの相互訪問)など校外での企画やホストファミリーへの支援もPTAで行っている。
また、役員会などの機会に学校見学をすることで、学校に必要なものを保護者目線で考えたり、保護者同士のチームワークも高まっていると報告されました。
SNSの活用や必要経費の支援など参考になりました。
閉会行事の最後に
今年度開催の岡山県から来年度開催の高知県にバトンが渡されました。
令和6年7月19日(金)に高知県にて開催予定です。
おまけ
倉敷市民ホールの2階ロビーには、子ども達の健全育成への願いがこもった横断幕が掲げてありました。
ご紹介します。
サブタイトルの、
~「集まる」「話す」の大切さ再発見~ の言葉通り、
いろいろな発見をさせてもらった岡山大会。
育友会に活かすためにどうすべきか?と一緒に考える仲間が1人でも多くなることを願い、報告を終わります。
午後の発表前はお弁当タイム。
岡山大会用に特別に考えられた特製のお弁当で、
9種類のおかずやご飯を美味しくいただきました。
午後の最初は高校生による発表。
3つの高校の共通キーワードは、
探究活動からの地域貢献、地域活性化、地域連携という印象でした。
各高校の取り組みをご紹介します。
「岡山県立倉敷古城池高等学校」
1年次からの探究活動に主体的に取り組みながら、社会との関わりや影響を考えて、地域と連携した活動をしています。これらの活動は先輩から引き継がれ、さらにブラッシングアップしながら今も進んでいます。
・子ども食堂や公民館活動への運営参加
・財団と協力した海岸や海底ごみ調査
・水島・藤戸ツアーガイドなど
高校生が、「高校生として今だから出来ることは何か?」探究して活動していることが、「若さは最大の武器」「地域を元気に!勇気づけてくれる存在」と地域に信頼され、そして今後への期待の大きさが感じられた発表でした。
続いて、「岡山県立倉敷商業高等学校」
地域のビジネスリーダーの育成を目指し、学びの場を教室から地域に広げ、社会との関わりの中で学びを深めていくPBL(課題解決型学習)を1年生から3年生まで計画的かつ統計的に行っています。
・伝統工芸品の減少抑止のアイデア
・倉敷天文台の知名度アップ戦略
・地域のマルシェへの参加
高校生一人ひとりが課題解決の目標を持ち、取り組んでいます。
地域や社会の課題を見つけ、まずは知る、調べる、体験する。
地元を知ることで解決に向けて動いていく。
その過程の中で良さを感じ、地域の一員としての自覚を持つ。マルシェや観光ガイドを通し、コミュニケーション能力を向上させたいなどです。
会場を見渡しながら、堂々した発表が印象的でした。
最後は「倉敷翠松高等学校」
全国に先駆けて茶道を正課に取り入れ、近年では主体的な学びの一環として地域の課題を考え、その解決に向けた探究的学びにも力を入れています。
・岡山県の抹茶作り
・白石踊りの継承と存続
お茶文化を普及したいと考えた探究活動の一環としてスタートし、その活動の中で農家の人手不足や耕作放棄地といった農家が抱える問題を知り、解決の一つとして抹茶製造に取り組みました。地域活性化に繋がる活動になり、また販売などのビジネスチャンスにもなっています。
また、白石島の過疎化、少子化から伝統文化の衰退という危機感を解決すべく、活動が始まりました。島民と踊った白石踊りのことを、新聞コンクールへ応募したり、新聞投稿したりと積極的に活動したことが認められ、歴史的文化研究フォーラムで優秀賞に選ばれました。凄いことですね。
機会があったらお抹茶をいただいてみたいです。
発表について、倉吉東高の生徒の皆さんにも読んでいただけると嬉しいです。
その③に続く
皆さん、お待たせいたしました。
保護者の想いの詰まった学園祭特集号をお届けしました。
お手元に届きましたか?
まだ、学園祭の余韻が残っていますか?
子供たちは「切りかえ」なくちゃ!って思いながらの毎日かもしれませんが、
ひととき学園祭に戻ってもう一度盛り上がっていただけたら嬉しいです。
編集後記にも書きましたが、やっぱり倉東学園祭は素晴らしい‼
生命を燃やしている姿は美しい‼
自然と涙もこぼれました。
最後まで全うさせてくださった先生方に心から感謝です。
3年生実行委員さんの熱い想いが山ほどこもっています。学園祭取材も編集も大変お世話になりました。子供たちに負けてませんよ!
その熱量も受け取ってください。
何事も一生懸命は財産になります。
これからも倉東の一生懸命を、紙面で全力応援します!