育友会

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ごあいさつ

                         育友会会長    衣笠優子

 今年度、会長を務めさせていただくことになりました。皆さま一年間どうぞよろしくお願いいたします。さて、本校PTAは倉吉東高「育友会」といいます。明治44年に活動の先駆けとなる「父兄懇談会」が開催され、昭和22年には育友会として設立、現在まで活動が継続されています。コロナ禍を経た今、活動の新たな価値付けなどの必要を感じています。さらに、時代が変わっても変わらないのが子どもたちの健やかな成長を願う親心であり、大人同士の関わりと協力は欠かせません。今後育友会としては、会員同士がしっかりと繋がり、情報を共有し前例踏襲にとらわれず活動をしていきたいと思います。子どもたち一人ひとりの夢の実現に向けた挑戦や、充実した高校生活を送っていけるよう、楽しみながらしっかりとサポートしていきましょう。何かとご多忙とは存じますが、育友会への積極的なご参加とご協力を、よろしくお願いいたします。

※ 今年度から育友会のこのコーナーは、保護者の皆さまにお伝えしたい情報を育友会本部役員が書いて情報を発信しております。

 
◎育友会ブログは令和5年度をもって終了しました
 

健全育成委員会講演会

2021年12月2日 07時48分

健全育成委員会講演会が、11月30日に倉吉東高大会議室で開催されました。
親子で楽しむ食育べジスタ代表で管理栄養士の石賀安枝先生をお迎えし、
「あれこれ作らずバランス朝ごはん」をテーマに、育友会員約40名が参加しました。
日々、勉強や部活動に頑張る高校生の活力源となる食事について、
栄養バランスのお話や具体的なメニューの提案などをしていただき、
短い時間ではありましたが大変有意義な研修となりました。


早速実践できそうなアドバイスをたくさんいただきました!

育友会主催大学進学懇話会を行いました

2021年11月15日 08時36分

11月13日(土)大学進学懇話会を実施しました。
本校OB,OGである現役大学生から、進路決定のきっかけや
大学生活について「本音で語る」をテーマにお話しいただきました。


本年もオンラインで実施
ドバイから参加してくれたOBも!


入試当日までの取り組みや、大学で面白いこと&困っていること
心に残っている保護者からの言葉やサポートなど様々なことを伺いました。
今回の懇話会は後日YouTubeで配信予定となっています。ぜひご覧ください!

ご案内「育友会主催大学進学懇話会」

2021年11月5日 08時37分

現役大学生から進路選択や大学生活の話を聴くチャンスです!
今年もオンラインで行いますが、その様子を生でご覧いただけますので、
ぜひ会場にお越しください!
後日YouTubeで配信もさせていただきます。

大学進学懇話会案内.pdf

育友会IBブログリレー!!

2021年10月22日 20時03分

⑩国際バカロレア(IB)化学(Chemistry)     担当:寺谷
IBの「化学」では、化学の基本原理を学びます。全生徒が1人の研究者として理論と実験の両方に取り組む必要があります。「化学」では、生徒が従来型の実験スキルや手法を身に付け、科学の「言語」である数学の運用能力を高めていき、生徒のコミュニケーション能力を高めるほか、デジタル技術のスキルを伸ばすことを計画しています。
化学(Chemistry)は、標準レベル(SL:Standard level)化学と上級レベル(HL:Higher level)化学の2講座開講予定です。その違いを下にまとめます。



これまでの経験から、生徒は、理科についての背景や事前の知識がなくても「理科」(グループ4)の各SL科目で実りある学習ができることが分かっているようです。一方、HLの「理科」(グループ4)は何らかの理科教育を受けていることが必要ですが、中学校と高校1年次で理科を学んだ後ですから上級レベル(HL)科目に対する十分な備はあると言えます。
 化学の教科書は、「アトキンス一般化学(上),(下)Peter Atkins・Loretta Jones・Leroy Leverman著,渡辺正訳 東京科学同人」を使用する予定です。これは、大学の教養の化学でも使われている教科書です。


育友会IBブログリレー!!

2021年10月22日 15時19分

⑨IBにおけるHistory                               History担当 髙濵 成人

こんにちは、IB(国際バカロレア)のHistory担当の髙濵です。担当といっても、とても心もとない訳ですが、そもそも私がIBに関わるようになったきっかけからお話ししたいと思います。
 御舩前校長先生が「うちでバカロレアをやろうと思う。髙濵さんはどう思う?」と聞かれました。気楽に「それが導入されると東高が大きく変わっていきますよね」、なんて答えたように記憶しています。それ以降,ことあるたびにIBの話しをされるようになり、気がつくと「Historyの担当だから」と申し渡されたのが、私とIBのそもそもです。
 そんないきさつで始まった私とバカロレアですが、自身の勉強不足もあってとても不安が尽きない状況です。しかし、現行の高校での歴史教育と比較してみるとずいぶんと違いがあることがわかりました。その大きな違いの一つは、受験を前提に通史という形で網羅的に学ぶ高校の歴史に対して、IBでは選定されたテーマについて文献や資料を読み込んで、分析や考察を深め、そして、それらについて聞く、話すそして話しうあうことなどが求められるということです。大学のゼミや研究室の文献の輪読や史料批判、論文作成に必要な手法を身につけるというイメージでしょうか。ですから、用語や年号を暗記する必要性もそう高くないこともあげられます。もちろん全くやらない、覚えなくていいというわけではありません。こうした力を身につけつつ目指すところの一つは、当然最終試験です。加えて内部評価やEE(課題論文)などといった、書く力の養成です。これらはいずれも論述スタイルであり、それぞれが結構な文字数になります。学んだことをその問われ方に注意しながら書き進めていくことが求められます。ただ書くのではなく、何が問われ、何をどう答えなければならないかを常に意識することが求められます。
 歴史(社会)嫌いな人から、「膨大な事件や出来事をちまちま覚えなくてはならない」とか「頭に入ってこない」などの声を多く聞きます。しかし、先にも述べましたように、歴史の全部ではなく一部を取り上げて、それについて深く掘り下げていくことに力点が置かれていると思います。取り上げた歴史の出来事を通して目の前の物事の本質に向き合い、近づいていくこと。そしてそれを自らの言葉で語りあう、文字にする。とてもシンプルですが、とても奥が深いと思います。歴史の事象について、その判断について大人でも困る場面が多々あると思います。そんな状況下でも高校生は試行錯誤しながら取り組んでいく。そしてそうした経験を積み重ねていくことで、情熱や勢い、冷静さ、協働性などを備えた学習者へ進化していくことが期待されます。そんな若者がこの倉吉東高等学校から次々と誕生していく。そのことが近い将来倉吉東高校に起こる大きな変化の一つになると思います。

育友会IBブログリレー!!

2021年7月12日 12時28分

⑧物理                                         担当 浪花健一

物理を担当します,浪花です。

 日本においては,昨年度の3年生より共通テストが始まりました。御存知の通り,英語外部検定試験や記述式問題の導入が延期されました。e-Portfolio(学習や部活動などの活動したことを電子データとして蓄積し,それを入試に活用する仕組む)とともに,大学入試改革の大きな柱が次々と中止に追い込まれています。そこには,公平性や格差の問題があり,現時点で解決ができていないことが判断の原因であると思いますが,そもそも,大学入試改革を行う理由を考えてみると,「グローバル人材の育成のためには,英語の4技能(読む,聞く,書く,話す)の育成」,「記述力の低下(表現力の低下)」,「試験が1発勝負で,高校3年間の学びの評価が難しい」といった課題意識があるように思います。日本の大学生の学習時間は,世界でも低いことも問題視されていますし,OECDの調査によると,日本の15歳の読解力は低下しています。そのため,こういった課題の解決に向けての1つの手段が国際バカロレア教育(IB)であると考えています。倉吉東高では,IBコースの生徒は最大で1学年20人を想定していますので,他の多くの生徒へは,IB教育の手法の一部を取り入れながら日本のカリキュラムを行い,IBの教育効果を学校全体で共有したいと考えています。
 IB物理の学び方の特徴の1つが,過去の科学者の足跡を追いながら,「どのように法則が発見されてきたのか」という観点で学ぶことです。そのため,実験を行い,実験結果の分析・評価は重視されます。テクノロジーが進化しているので,分析や評価には,ICT(PCを用いた計算やグラフ描写,数値シミュレーション等)といった新しいツール使用します。その一方で,様々な文献を読みながら(読解),考察したり,文書や数式,グラフ等を用いてレポートを作成(表現)します。文献の中には,日本語だけでなく英語の文献も含まれます。こういった学びの中の成果物を蓄積し,国内の大学へは特別入試(以前の推薦やAO入試)で受験していくことになります。国内の大学の一部では,IB修了者だけを対象にするIB入試を実施している大学もあります。
 VUCA(Volatility(変動性・不安定さ),Uncertainty(不確実性・不確定さ),Complexity(複雑性),Ambiguity(曖昧性・不明確さ))な時代において,試行錯誤しながら「解」を見出し,イノベーションを起こしたり,起業したりすることが増えてきた中では,「過去の人たちがどのように研究したか」を現代の最新のツールを用いて学ぶことは大きな意義があるように思います。このように「学び方を学ぶ(探究的に学ぶ)」ことは,IBの使命にある「生涯にわたって学び続ける」学習者の育成に大きくつながっていますし,令和4年度から始まる新学習指導要領の考え方と同じことだと思います。
 最後に,ウロボロスの蛇(下図)を紹介します。頭に近いほど大きなモノ(地球→星→宇宙)であり,しっぽに近いほど小さなモノ(細胞→原子→素粒子)が書いてあります。 頭がしっぽを食べている様子が,宇宙と素粒子の研究が密接にかかわっていることを表しています。一見関係性がないと思える大きな宇宙と,小さな素粒子が,実は密接に関係していることが分かっています。岩間先生は生物の回において,「Biologyにおいて、空間軸としては分子レベルのミクロから地球レベルのマクロの視点」と書いていますが,物理学の方がその幅は広いです。ただ広いからと言って,物理学が有益で生物学より上であるという単純な比較は全く意味がありません。私達を構成している原子や分子のことを1つ1つ理解したとしても,それらがタンパク質となり私達を形成することにおいて,説明できないことはたくさんあります。「脳」についても,生物学や物理学だけでなく,化学,数学,工学,医学,薬学等において研究がなされていますし,心理学に代表される文系的なアプローチもあります。物理学には学ぶ対象が「宇宙」であれば「天文学」(宇宙物理学)となり,生物であれば「生物物理学」,経済であれば「経済物理学」と呼ばれます。IB物理を通じて,先入観等で自分で壁を作らず,俯瞰的に世界や自然と向き合う人になって欲しいと思います。




※高エネルギー加速器研究機構WEBページより

 

育友会IBブログリレー!

2021年6月1日 15時51分

⑦「生命」とは何か  ~IB-Biologyでの探究~    Biology担当   岩間 周二

Biology担当の岩間です。

「生物とは何か?」
それは「生命をもつ物」
それでは
「生命とは何か?」
「命はいつ、どこから生まれたのだろうか?」
「胚はいつから生命と言えるのか?」
「ES細胞の医学への応用は倫理的にどこまで許されるか?」
「AIが感情をもてば新たな生物といえるのだろうか?」
これらの問に対して、Biologyにおいて、空間軸としては分子レベルのミクロから地球レベルのマクロの視点にわたって、また時間軸としては地球が誕生したと言われる46億年前から現在に至るまでの視点で「生物」とは何かを探究していきます。

ここでクイズです。
Q. ヒト1人のもっているすべてのDNAをつなげていくとどのくらいの長さになるでしょうか。
選択肢1 鳥取県の米子から鳥取までの距離
選択肢2 鹿児島から北海道までの距離
選択肢3 地球一周
選択肢4 地球から月までの距離
選択肢5 選択肢5より長い距離


答えは、選択肢6(地球から太陽までの距離の800倍)となります。このような天文学的な長さのDNAを私たち1人がそれぞれもっていることは神秘的であると同時に、そのようなDNAがどのように私たちの体に納められていてどのようにはたらいているのか、完全に説明することはできません。前回のリレーブログでは、「CAS(創造性・活動・奉仕)」を通して、協働、問題解決、対立解消、創造的思考やクリティカル・シンキングなどのスキルを向上させ、さらに自分のアイデンティティーを確立することが求められるをCAS担当の木村先生が述べられていました。
IB-Biologyでは、生物学をとおして、「生命とは何か」というロマンティックな問に向き合い、生命のアイデンティティを探究していくための準備をしています。 

Biology is a discipline that pursues the Identity of living things from the perspective of commonality and diversity. To develop space and time in a spiral. I am looking  forward to working with you on a journey to explore Biology.Thank you.

育友会IBブログリレー!

2021年5月25日 18時38分

⑥ 「CAS」って何 ~地域コミュニティの中で成長~ CAS担当 木村敬子

 国際バカロレア(IB)のディプロマプログラム(DP)では、DP科目の「言語と文化」、「言語の習得」、「個人と社会」などの他、コア(核)科目であるCASを必修で行います。CASとは「Creativity(創造性)」「Activity(活動)」「Service(奉仕)」のことで、DPの中核です。CASは「IBの使命」や「IBの学習者像」の倫理原則に沿って、生徒が自己認識とアイデンティティを構築することを後押しします。CASは、創造的思考を伴う芸術などの活動に取り組む「Creativity」、健康的なライフスタイルの実践を促す身体的活動としての「Activity」、学習に有益であり、かつ無報酬で自発的な交流活動を行う「Service」の3つの要素で構成されています。これらの3つの要素は活動の中でさまざまに組み合わせることができます。   
 CASには正式な評価はありませんが、必要要件であるため、CASを行った記録・証拠の自己管理が必要です。また、CASにおいて達成しなければならないこととして、以下の5項目が挙げられます。
①DP開始から少なくとも18か月にわたって継続する(CASの活動を毎週1回以上継続して行う)
②定期的な活動とアドバイザーとのミーティングを行う(毎月数回行う)
③CASポートフォリオを作成する(記録・証拠を残す)
④CASステージを使用する(調査、準備、行動、振り返り、実証を行う)
⑤CASプロジェクトに取り組む(活動の中で、最低1つはロングプロジェクトを行う)ことが挙げられます。
 地域や世界には、自ら問いを立て、解決していくことが求められる場面が数多くあります。CASは授業時間外での活動がメインになり、興味関心や必要な学習、達成したい目標に応じた活動を自ら計画し、実行し、振り返りをしていきます。そのプロセスの中で、多様な文化の理解と尊重の精神を築き、新しい可能性を探り、新しい挑戦を行い、地域や世界のコミュニティの一員として大きな成長を遂げていきます。

令和3年度育友会定期総会(書面審議)の御報告

2021年5月21日 09時35分

 日頃から育友会活動に御理解と御協力を賜り厚くお礼申し上げます。
さて、本年度の育友会定期総会は、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から書面による決議とし、会員の皆様に書面表決書・委任状を御提出いただきました。
 その結果について、御報告いたします。本日、お子様にも配布させていただいております。
 なお、貴重な御意見をいただいておりますので、今後運営委員会にて検討し報告をさせていただきたいと考えております。
 今後も引き続き育友会活動への御理解と御協力のほどよろしくお願い申し上げます。
 
 令和3年度育友会総会書面審議報告.doc

育友会IBブログリレー!

2021年5月18日 12時45分

⑤IBにおけるEnglish Bの授業                       English B担当 清水隆司
English B担当の清水です。このブログもまだ序盤ですので、IBDP(本校の目指す日本の高校にあたる国際バカロレア教育)の基本的なことから書かせていただきます。
IBDPは6つのグループ(教科)と、既出のTOKを含む「コア」と呼ばれる3つの必修要件から構成されています。6科目のうち3~4科目をHL(上級レベル)、その他をSL(標準レベル)として学習していきます。HLの場合、2年間で約240時間、SLの場合2年間で約150時間の学習をすることになります。本校が目指す日本語DPでは、この6科目中2科目を英語等の外国語で実施することになっていますので、グループ2のEnglish Bに加えてもう1科目をおそらく英語で受講することになります。
さて、いわゆる現在の「英語」にあたるEnglish Bですが、国際バカロレアには日本で言う検定教科書はありません。何を使って学んでもよいのです。というより、あらゆる種類・形式の資料を用いて学習することが求められています。検定教科書はありませんが、Identities、Experiences、Human ingenuity、Social organization、Sharing the planetの5つの扱うテーマが決まっています。例えば仮定法といった文法のルールも、実践場面を通してこのテーマの中で学んでいくことになります。
授業は対話を重視し、多様性を認めながら意見を出し合う中で自然と英語力が磨かれます。英語を学ぶのではなく英語で学ぶ。言いたいことがあるからそれを伝えるための手段としての英語に学習意欲が湧く。そんなふうになればいいなと思いながら日々準備を進めています。