読書・小論文活動概要
本校では、平成8年度から平成30年度まで読書小論文活動を実施していました。1・2年生は、夏休みと冬休みに課題図書の読書と小論文の作成を行い、優秀作品は「志在千里」に掲載し、また課題図書の著者を招いての講演会等も行い、読解力や表現力の向上に一定の成果を収めてきました。現在は図書館での図書館ゼミや読書会など、本に親しむための活動を積極的に行っています。
平成19年度からは、進んで読書を行い、主体的に学びながら向上しようとする人間の育成を目指して、朝読書の取組みを開始しました。
図書だよりを発行しました
2012年3月1日 00時00分図書館で1年現社の学習成果を見てください
2012年2月17日 00時00分図書館で学習成果物を掲示しています
1年現代社会の授業で、8つの民族紛争について各グループで調べました。テーマごとにうまくまとめられているポスターを選んで、図書館に掲示しています。
1年生には他のクラスのまとめ方を見るのも参考になりますし、期末考査の出題範囲でもあるので復習に役立ちます。わかりやすくまとめてあるので、図書館で勉強している受験生たちも立ち止まって見ていました。
図書館を活用した授業(1年現社)
2012年2月9日 00時00分1年現代社会の授業で、世界の民族紛争についてグループ学習を行っています
各クラス、8つのグループ(①北アイルランド紛争 ②ユーゴスラヴィア紛争 ③チェチェン紛争 ④クルド問題 ⑤ルワンダ内戦 ⑥チベット独立運動 ⑦カシミール紛争 ⑧東ティモール独立運動)に分かれて、本で調べます。民族紛争は複雑な要因が絡んでわかりにくい問題ですが、原因や現状を調べて整理することで理解を深め、グループで意見交換しながら自分にできることは何かを考える、という授業です。
さらに、調べたことを模造紙にまとめ、ポスターセッションの形式で全員が発表します。調べたことを相手にわかりやすく伝えることも授業のねらいのひとつです。
先週の人権LHRに引き続き、授業には図書館が支援という形で関わっています。授業担当者と相談しながら資料を準備したり、実践事例やワークシート等の情報を提供しています。また、授業にも参加して資料の見方や探し方を教えたり、まとめ方のアドバイスなどもしています。
図書館は授業と連携することで、生徒の論理的思考力や表現力を育成する支援をしていきたいと考えています。
<授業の様子>
県立図書館からもたくさんの本を借りて調べました 図も入れたりしてわかりやすく模造紙にまとめています
ひとり3分間で調べたことを発表して質問も受けます 自分の発表が終わったら次のグループ発表を聞きます
図書だよりを発行しました
2012年1月16日 00時00分センター試験が終わりホッとしたのもつかの間、3年・専攻科生は明日からさっそく2次課外が始まります。図書館もきっと朝から満席となり、2次対策の資料や情報探しでにぎわうことでしょう。
そんな例年の状況から、図書館では特にレファレンスの多い小論文対策への支援として「図書館ニュース」で小論文支援特集を組んでみました。参考にしてください。
図書館でクリスマスコンサートを開催しました
2011年12月21日 00時00分
♪ 図書館でクリスマスコンサート ♪
12月20日(火)の放課後、図書館においてオーケストラ部・合唱部の演奏によるクリスマスコンサートを開催しました。昨年に続き図書館では2回目のコンサート、今年は合唱部の参加もあり、たくさんの生徒、先生が聴きに来てくれました。
オープニングは合唱部の皆さんによる「ロマンチストの豚」。よく通る美しい歌声が響きます。今年学園祭の課題曲だった「夢みたものは・・・」も披露してくれました。
次は、オーケストラ部クラリネットパート5人による「きらきら星変奏曲」。それぞれが奏でるメロディーが重なり、美しい音色を生み出します。
最後に金管パート7人が「クリスマス・プチ・メドレー」でクリスマス気分を盛り上げてくれました。
身近で聴く演奏は体全体で音を感じることができ、とても心地よいものとなりました。外は雨まじりの寒い日でしたが、心温まる楽しいひと時を過ごすことができました。
合唱部による「ロマンチストの豚」「夢みたものは・・・」 クラリネット5人による「きらきら星変奏曲」
楽器紹介をしてくださる小谷先生 金管楽器にファゴットも加わって「クリスマス・プチ・メドレー」
図書館だよりを発行しました
2011年12月16日 00時00分エキスパート教員公開授業(理科・化学)
2011年12月6日 00時00分エキスパート教員(寺谷教諭)による公開授業
本日、エキスパート教員である寺谷先生による公開授業を行いました。対象は2年2組(39名)
テーマは「陽イオンの分析」でした。
この範囲はセンター試験をはじめ入試では頻出の範囲で生徒たちも一生懸命問題演習に取り組んでいました。
演示実験では、生徒たちが目を輝かせて試験管内の溶液の色が変化するたびに歓声がおこっていました。特に黄色と黄色の溶液を混ぜて紺青色に変化した時の歓声が大きく、やはり2組(紺青チーム)だな、と思いました。
今回の公開授業を通じて本校のみならず参加された他校の先生方にも良い刺激となりました。
演示実験の様子
ストーリーテリングを楽しみました
2011年12月5日 00時00分
第4回人間力向上講座・図書館ゼミ
「物語を楽しもう ~ストーリーテリングを聞く会~」
12月2日の放課後、宇田祥子先生(おはなしブリュッケン、しまねブックトーク研究会代表)によるストーリーテリング(素話)とミニブックトーク(本の紹介)を楽しみました。
電気を消してろうそくに灯りをともせば、そこはもうお話の世界。北欧のトロル伝説をもとにした「山にさらわれたひとの娘」(ウテルダール作)は、語るのに40分という長いお話ですが、しんと静まり返った月明かりの夜を心に描きながらどんどん引きこまれていきます。ラストの「愛は血のつながりより強い」という母親のことばが胸にしみる感動的なお話でした。
後半は、「家族への思い」をテーマにしたミニブックトーク。本の内容や著者のエピソードなど紹介していただき、普段手に取らない本や知らなかった本の魅力に触れ、興味を広げることができました。
ろうそくの灯りの中で静かにおはなしが語られます 本の紹介もしていただきました
★ミニブックトークで紹介していただいた本
『海の島』『睡蓮の池』『海の深み』『大海の光』 アニカ・トール/著 菱木晃子/訳 新宿書房
『ほこりまみれの兄弟』 ローズマリー・サトクリフ/著 乾侑美子/訳 評論社
『はるかなるわがラスカル』 スターリング・ノース/作 亀山龍樹/訳 ブッキング
『フェリックス・ホフマンの世界』 小さな絵本美術館
『ねむりひめ』 フェリクス・ホフマン/え せたていじ/やく 福音館書店
『おおかみと七ひきのこやぎ』 フェリクス・ホフマン/え せたていじ/やく 福音館書店
『ながいかみのラプンツェル』 フェリクス・ホフマン/え せたていじ/やく 福音館書店
『七わのからす』 フェリクス・ホフマン/え せたていじ/やく 福音館書店
図書館ゼミのご案内
2011年12月1日 00時00分第4回人間力向上講座・図書館ゼミ
「物語を楽しもう ~ストーリーテリングを聞く会~」を開催します
宇田祥子先生(おはなしブリュッケン、しまねブックトーク研究会代表)をお招きし、ストーリーテリング(素話)による物語の世界を楽しみます。
本校の生徒以外に、聴講を希望する高校生、一般の方も参加することができます。準備の都合上、希望の方は倉吉東高校までご連絡ください。
日 時:12月2日(金) 午後4時~午後5時30分
会 場:倉吉東高 図書館
内 容:ストーリーテリング 「山にさらわれたひとの娘」
ミニブックトーク テーマ「家族への思い」
〈連絡先〉
倉吉東高等学校 担当・宮脇
電 話:0858-22-5205 ファクシミリ:0858-22-5206