11月16日に著者講演会を開催します。講師はデザイナーの原研哉さん(日本デザインセンター代表取締役、武蔵野美術大学教授)です。
図書館では現在、原研哉さんに関する特設展示を実施しています。美術の古川先生の力作である講演会案内ポスターのもと、『白』や『ポスターを盗んでください+3』など原研哉さんの代表的な著書を展示しています。貸出もできますので、ぜひこの機会に読んでみてください。
また、著者講演会に向けて、図書館では「原研哉さんの世界」というライブラリー・ナビ(じゃばら折のリーフレット)を作成しました。原さんのこれまでの御活躍についてや著書についてなど、さまざまな内容の情報を掲載しています。これを読んで著者講演会に臨めば、より理解が深まると思います。
図書館の特設展示コーナーと教室棟1階の階段横に設置していますので、ぜひ手に取ってみてくださいね。
図書館前の特設展示 生徒も興味深く本を手に取っています
ライブラリー・ナビ「原研哉さんの世界」も人気です 教室棟の掲示も生徒がよく見てくれています
★著者講演会について★
日時 11月16日(金) 14:00~15:20
場所 倉吉東高校体育館
講師 原 研哉 氏(2年生必読図書『日本のデザイン』著者)
演題 「新しい常識で未来をつくろう」
図書館では毎月、「図書館ニュース」と「新着図書案内」を発行しています。
10月16日の放課後、しまねブックトーク研究会代表の宇田祥子さんに来ていただき、今年度第1回の図書館ゼミ「イギリス文学の愉しみ 第1回 エリナー・ファージョンを中心に」を開催しました。
まずストーリーテリング(素話)でファージョンの作品「貧しい島の奇跡」(『ムギと王さま』収録)を楽しみました。30分ぐらいの語りでしたが、会場は今にも波が押し寄せてきそうな臨場感に包まれ、すっかり作品世界に引き込まれました。初めてストーリーテリングに接する参加者も多かったのですが、「よかったです!」との感嘆の声も聞かれました。
後半はファージョンの代表作品解説と、写真による作品舞台の紹介でした。今春イギリスで実際にファージョン作品の舞台を旅された宇田さんが撮影された、現地の美しい風景や建物の写真がスクリーンに映し出されると、皆スクリーンに目が釘付け。まるで現地を実際に旅しているような有意義な時間を過ごすことができました。
作品を手に取って読んでみたくなる、興味深い解説 たくさんの美しい写真を鑑賞しました
第2回は12月19日(水)の放課後に開催を予定しています。今度はローズマリー・サトクリフの作品および作品舞台の紹介です。1回目に参加できなかった方の参加も大歓迎! 多くの方の御参加をお待ちしています♪
10月5日、鳥取県図書館協会主催の県内図書館視察で、東高の図書館に県内の図書館関係者45名の方がお見えになりました。この図書館視察は毎年行われており、今年度は倉吉市立図書館など中部地区の4つの図書館を視察されたのですが、その中で東高の図書館にもお越しいただきました。
まず牧校長先生の挨拶、そして図書館司書の前田と読書小論文活動担当の岩間先生が倉吉東高における図書館・読書小論文活動について説明を行い、説明後は館内を自由に見ていただきました。皆さんとても熱心に見学されておられて、担当者への質問も多数寄せられました。時間が限られており十分な案内ができないところもありましたが、担当者一同今後も引き続き図書館や読書小論文活動を充実させていこうという気持ちになりました。
校長先生の挨拶 読書小論文活動についての説明(岩間先生)
皆さん大変熱心に見学しておられました 先生方のおすすめ本の写真展も好評でした
図書館ゼミ「イギリス文学の愉しみ」を開催します
今年度の図書館ゼミのテーマは「イギリス」です。昨年も図書館ゼミでお世話になった宇田祥子先生(おはなしブリュッケン、しまねブックトーク研究会代表)を再びお招きし、2回シリーズで開催します。 今年の春にイギリスで文学作品の舞台をめぐる旅をされた宇田先生が、そのときの様子をもとに、たくさんの写真とともにイギリスの素敵な文学作品について語られます。
10月に開催する第1回は、主にエリナー・ファージョンについて語られます。ストーリーテリング(素話)も予定されています。
(第2回は12月19日に開催予定です。どちらか1回の参加でもかまいません)
本校の生徒以外に、聴講を希望する高校生、一般の方も参加することができます。ファージョンの作品を読んだことがない方も大歓迎です。準備の都合上、希望の方は倉吉東高校までご連絡ください。
「イギリス文学の愉しみ 第1回 エリナー・ファージョンを中心に」
日 時:10月16日(火) 午後4時~午後5時30分
会 場:倉吉東高校 図書館
〈連絡先〉
倉吉東高等学校 担当・前田
電 話:0858-22-5205 ファクシミリ:0858-22-5206
ただいま、図書館では展示「Let's READ ~先生たちはこんな本を読んできた~」を開催中です。
これは、東高の先生方の「私のおすすめの本」を写真で紹介してもらうという企画です。夏の間に、図書委員が先生方にお願いをして、おすすめの本を手にした先生方の写真を撮影してまわりました。その写真と紹介していただいた本を合わせて、図書館に展示しています。
図書委員も先生方もそれぞれに趣向を凝らして、先生方の持ち味が存分に反映されている写真がたくさんあります(ちなみに、先生方と図書委員に目指してもらったのは雑誌『ダ・ヴィンチ』の表紙のイメージです)。生徒たちにもとても好評で、写真を楽しんだ後は紹介されている本を借りて帰る姿もよく見られます。この機会に、図書館でいろいろな本を手に取ってほしいと思います。
図書館では毎月、「図書館ニュース」と「新着図書案内」を発行しています。
9月4日に担当職員で読書小論文委員会を開催し、8月29日の小論文品評会で選出されたクラス代表作品の中から優秀作品を選考しました。
委員の各先生方からは「著者の主張を踏まえた上で、自分の言葉で意見を述べている」「あと少し踏み込んで主張を展開させていたら、もっといい作品になったのでは」など、各作品をよく読み込まれた上での忌憚なき意見が寄せられ、大変有意義な選考会になりました。
今回選ばれた優秀作品は、冊子『志在千里』33号に先生方の寸評とともに掲載されます。楽しみにしていただくとともに、この冊子が今後の皆さんの小論文学習の参考になれば幸いに思います。
先生方も皆、積極的に意見を出し合いました 1年生分の選考の様子 初めてながらよく書けていました
本校では、1・2年生は年6冊の必読図書を読みます。また、夏季・冬季休業中に割り当てられた必読図書についてはその本に関する小論文を課しています。
本日6・7限に、1・2年生の小論文品評会を実施しました。品評会では各クラスでグループに分かれて皆が書いた小論文を読み合い、各クラスの代表作品を選びます。さらに、クラスの代表作品の中から校内読書小論文委員会において優秀作品を選びます。今回の優秀作品は冊子『志在千里』33号に掲載されます。
今回の品評会では、どのクラスでも活発な議論や意見交換がなされていました。また、クラスの代表作品を選ぶだけでなく、その選んだ代表作品についての検証を行うクラスもありました。問題解決能力や表現力をつける上で、小論文は重要な役割を果たします。今回の品評会で学んだことはきっとこれから生徒の皆さんの力になっていくでしょう。
「ここは…」「それはね…」白熱した議論(2年4組) 課題の意図と作品の論点について考察しています(1年5組)
今回の必読図書
【1年生】
1組 『疑似科学入門』 池内 了/著 岩波書店
2組 『学校って何だろう』 苅谷剛彦/著 筑摩書房
3組 『名画を見る眼』 高階秀爾/著 岩波書店
4組 『科学の目 科学のこころ』 長谷川真理子/著 岩波書店
5組 『野の花の入院案内』 徳永 進/著 講談社
【2年生】
1組 『わかりやすいはわかりにくい?』鷲田清一/著 筑摩書房
2組 『自由と民主主義をもうやめる』 佐伯啓思/著 幻冬舎
3組 『寝ながら学べる構造主義』 内田 樹/著 文藝春秋
4組 『日本のデザイン』 原 研哉/著 岩波書店
5組 『生物と無生物のあいだ』 福岡伸一/著 講談社