9月9日(木)第2回読書小論文委員会が開かれました。
今日の会議では、8月25日の小論文品評会LHRで各クラスから選出された作品の中から、優秀作品集「志在千里」に掲載する作品を選考しました。年2回発行される「志在千里」では、掲載されるすべての小論文について、教員の寸評がつきます。各クラスの優秀作とそれに対する客観的な評価を読むことで、冬休みにはよりよい小論文が書けるようしっかり活用してほしいものです。今年度最初の「志在千里」は10月中旬の発行を予定しています。
読書小論文委員会の様子 代表作品についてさまざまな角度から審議します。
9月7日(火)6,7限読書講演会が開かれました。講師に慶應義塾大学文学部教授の糸賀雅児先生をお迎えし、「情報の世界、想像の世界-informationとimaginationを使い分ける」という演題で講演していただきました。糸賀先生は国の図書館政策に長年にわたり関わっており、日本の図書館情報学の第一人者でいらっしゃいます。
講演会は、東京の下町で過ごした少年時代、スポーツや読書など様々なことに熱中した学生時代の話からはじまり、原作が同じ小説と映画の調査結果から、読書の面白さや、自分の想像力や世界をふくらませることの大切さなどについてお話しいただきました。
放課後は大会議室で質問会が開かれ、約50名の生徒と教員が参加しました。

講演会の様子 質疑応答では自然体で自分の世界を広げることの大切さ
についてお話しいただきました。
謝辞を述べる3年3組小原和樹君 質問会でも活発な議論が為されました。
8月20日(金)午後、第2回図書館ゼミその④が行われました。ここまでの3回のゼミで三島由紀夫の『班女』『葵上』を読み、考えた上で、演じる練習をしてきました。そして最終回の本日は、会場を鳥取市鹿野町の「鳥の劇場」のスタジオに移して、ミニ発表会を行いました。
最初の1時間はそれぞれの班で発表に向けての確認作業を行いました。今回は、劇団の衣装や道具をお借りすることができましたので、それらの効果的な使い方を考えながらの練習となりました。また、練習には劇団が稽古に使っておられる劇場も使わせていただきました。劇場は9月に開催される鳥の演劇祭の稽古場となっていて、本番で使われる大道具などが置かれており、はからずも本物に触れる経験ができました。
各班が一通り発表した上で講師の中島諒人先生からアドバイスをいただき、それを受けて微調整して最後にもう一度発表。最後の発表では、ご指導いただいたおかげで、今までとはひと味もふた味も違う、それぞれの個性が生きた発表会となりました。
参加の生徒からは「いい男を演じろと助言を受けたけれども、読み取るのも演じるのも難しいと思いました」「発表を相互で鑑賞することで、お互いにいい影響を与えあって、いい仕上がりになって良かったです」などの感想が寄せられました。
また、講師の中島先生からは「これからも演劇に興味を持って欲しいし、何事にも挑戦して欲しい」と励ましの言葉をいただきました。
スタジオだけではなく、劇場も使って稽古 「君の扇をいつも大事にもっていたんだ…」(『班女』より)
参加して下さった劇団員さんの迫力に押されて演技も白熱
衣装をつけて演じてみます。 こちらも康子と光のシーン。
六条康子と光のシーン(『葵上』より) 同じシーンでも印象が違います。
4回のゼミを振り返って意見交換をします 最後に劇場前で記念撮影
8月20日(金)午後14:00~16:00本校第2体育館にて、鳥取大学地域学部教授の油野利博先生をお招きして第3回図書館ゼミが行われました。
本校の生徒、職員約50名、他校より3名の方の参加がありました。今回の図書館ゼミでは「わかるとできる技能」というテーマで、部活動を効率よく、効果的に行うためのトレーニングのあり方について実技をまじえた講演をしていただきました。
謝辞を述べた卓球部部長の山下君からは「普段何気なくやっていて意識していないことが多くあり、それらを意識してトレーニングすることがどれほど重要になるのか分かった。今後は意識して練習に取り組んでいきたい。」との声も聞かれ、参加者にとって大変有意義な講演会であったと思います。
8月18日(水)午後、第2回図書館ゼミその③が行われました。今日も鳥の劇場の中島諒人さんにご指導いただきました。
すでに7つの班に分かれて、三島由紀夫の『班女』『葵上』(どちらも「近代能楽集」より)の練習をしてきたので、その進捗状況について確認した後、さらに練習を進めていきました。
その後、全ての班が3分程度の発表を行い、それぞれ中島さんにアドバイスをいただきました。それぞれ的確なアドバイスを受け、演技が劇的に変わるのを目の当たりにし、演出の面白さを感じることができました。
参加の生徒からは「舞台設定に関する意見を交換できてよかったです」「セリフ、動きについて、考えれば考えるほど深いところまで突っ込んで行けるという感じがしました」などの感想が寄せられました。
また、今日は体験入学を終えた中学生も複数見学に来てくれました。途中からの見学で詳しい説明などはできませんでしたが、レベルの高さに驚きつつ、稽古を楽しんでくれたようでした。
中島さんの最後のゼミは8月20日(金)に予定されています。次回は会場を鳥の劇場に移し、各班が5分程度の発表を行うことになっています。

今までの稽古の状況について確認をしていきます 舞台設定について中島さんに意見を聞いてみます

それぞれの発表に対してアドバイスをもらいます 「このセリフ、優しく言ってみよう!」
県立学校チャレンジ・サポート事業「第3回図書館ゼミ」開催のお知らせ
・・・第3回図書館ゼミは、運動部活動でさらなる上達と活躍を目指すみなさんのために、効率よく効果的なトレーニングのあり方を科学的にそして実技も交えてお話しくださる鳥取大学教授 油野利博 先生をお招きして開催します。参加を希望される方は下記要項の担当者までご連絡ください。・・・・・
1 目 的
部活動を効率よく効果的に行うためのトレーニングのあり方について、有識者を招いて講演と実技を交えて、実際に学ぶ。このことを通して、本校の目指す文武両道の武(部活動)の部分を鍛え、活性化するとともに、文(学習面)においても、十分に自分の力を出し切ることのできる主体的学習者を育成する。
2 内容および対象
講演および実技
テーマ「 わかるとできる技能 」
講師 鳥取大学 教授 油野利博 先生
(専門 運動学、身体運動方法学、陸上競技 )
対象 希望する本校生徒、希望する高校生、県民等(約50名)
3 日 時
平成22年8月20日金曜日 午後2時00分から午後4時00分まで
4 場 所
鳥取県立倉吉東高等学校 第2体育館
〒682-0812 鳥取県倉吉市下田中町801
5 その他
この件に関する問い合わせ、参加希望等は、以下の担当者までお願いします。
担当 鳥取県立倉吉東高等学校 高 橋 直 樹 (生 徒 会) ℡. 0858-22-5205 fax.0858-22-5206 |
7月29日(木)午後、第2回図書館ゼミその②が行われました。今日も鳥の劇場の中島諒人さんにご指導いただきました。
三島由紀夫の『班女』『葵上』(どちらも「近代能楽集」より)の演じてみたいものを選び、グループを作って読んでいきました。さらに「自分たちのやる脚本の中から、分からないことを10個探そう」ということで、それぞれ読みながら不明な点をあげていきました。
参加の生徒からは「難しい台本だとはおもっていたけど、思っていた以上に分からないことが多くて大変だと思いました」「自分の思っていることと他の人の解釈とかがいろいろと違うので、たくさんの人で深く読むというのはとても意味のあることだと思いました」などの感想が寄せられました。
次の中島さんのゼミは8月18日に予定されており、それまでに個人で台詞を覚えたり、それぞれのグループで集まって練習をしたりしていきます。そして最終回である8月20日、鳥の劇場での発表会を予定しています。劇場での発表がどんなものになるのか、今から楽しみです。
10カ所の?を探そうという提案をされる中島さん 疑問をもったシーンを実際にたって読んでみます
『班女』チームの疑問点を書き上げています 今後の練習予定について相談中
7月28日(水)午後、上灘公民館にて第2回図書館ゼミが行われました。このゼミは県立高校学力向上チャレンジサポート事業の一環として実施されています。
今回の講師は鳥の劇場主宰の中島諒人さんです。三島由紀夫の『班女』『葵上』(どちらも「近代能楽集」より)を使って「台本を読む、演じる、味わう」という題で講義が行われ、42名の参加がありました(内訳:本校生徒18名、他校生徒13名、本校職員7名、他校職員4名)。 参加の生徒からは「演劇のおもしろさが葛藤からできる、という話がなるほどと感じました」「いろんな人が読んで、その人によって印象が変わるのがすごくおもしろかったです」「是非練習して友人たちと劇を作って有意義な時間を作りたいです」などの感想が寄せられました。
中島さんのゼミはこのあと3回予定されており、今日読み解いた『班女』『葵上』を演じるところまでやってみます。最後にはしっかりと台本を味わえるよう、今後も充実したゼミになることを期待しています。
中島さんの語りを集中して聞いています 実際に台本を読んでみます
台本の構図を描いてもらうとこんな感じに… 『班女』チームにアドバイスを下さる中島さん
「台本を読む、演じる、味わう」(講義・ワークショップ)
講師 鳥の劇場主宰 中島諒人 氏
演劇・戯曲に関する講義・ワークショップを実施し、優れたテキストを読み解き、身体を使っての表現を体験することを通じて、人間の持つ「伝える力」の偉大さ、すばらしさについて体感し、自らを豊かに表現しましょう。
日 時
講義 平成22年7月28日水曜日
ワークショップ 第1回 平成22年7月29日木曜日
第2回 平成22年8月18日水曜日
第3回 平成22年8月20日金曜日
講義、ワークショップ第1回、第2回
上灘公民館 倉吉市上灘町9
ワークショップ第3回
鳥の劇場 鳥取市鹿野町鹿野1812-1
この件に関する問い合わせ、参加希望等は、以下の担当者までお願いします。
倉吉東高等学校 演劇部顧問 山田史子、 司書 宮脇真理
住所 鳥取県倉吉市下田中町801番地
電話 0858-22-5205 FAX 0858-22-5206