読書・小論文活動概要

 本校では、平成8年度から平成30年度まで読書小論文活動を実施していました。1・2年生は、夏休みと冬休みに課題図書の読書と小論文の作成を行い、優秀作品は「志在千里」に掲載し、また課題図書の著者を招いての講演会等も行い、読解力や表現力の向上に一定の成果を収めてきました。現在は図書館での図書館ゼミや読書会など、本に親しむための活動を積極的に行っています。 
 平成19年度からは、進んで読書を行い、主体的に学びながら向上しようとする人間の育成を目指して、朝読書の取組みを開始しました。 

第6回図書館ゼミが開催されました

2010年12月14日 00時00分

今回講師で来ていただいたのは鳥取地球人クラブ代表の中尾和則さんで、「世界66カ国をかけめぐって」というタイトルでお話しいただきました。

中尾さんが世界各国に出かけられた経験談からはじまり、そこから学んだ「日本人の苦手なこと・得意なこと」、「感覚の違い」などについて、様々な例をあげながら話していただきました。それから、各国の衣装の試着をしたり現地の写真を見せていただいたりして、より一層理解を深めることができたように思います。

また、将来国際舞台で仕事をしたいと思っている人たちに対しては、「自分の専門を持って欲しい」「英語は是非勉強してほしい(+出来れば現地語)」「自分の人生で経験のないことをした人とどんどん接してほしい」などのアドバイスをいただきました。

生徒からは「現地に赴いた際に気をつけることは何か」「国際社会において、われわれはどのように支援すべきなのか」などの質問があったほか、「将来は英語をしっかりマスターして働きたい」「今日初めて知ったことはたくさんあったが、いつか自分の目で確かめてみたい」などの感想が寄せられました。知的好奇心をくすぐる有意義なゼミとなりました。
 
 
        
  中尾さんが訪れた国は現在66カ国             各地の民族衣装を体験させていただきました
 
     
 アラビア語で書かれているコーランを手に取って     アフガニスタンのブルカを体験したK君。
                                    (内からは、視野は狭いものの良く見えるそうです)                                                                                             

第6回図書館ゼミについて(お知らせ)

2010年12月10日 00時00分
12月14日(火)に、第6回の図書館ゼミが企画されています。今回の講師は鳥取地球人クラブ代表の中尾和則さんで、「世界66カ国をかけめぐって」という演題でお話をしていただきます。

詳細は以下の通りですので、興味があるかたは是非お越し下さい。

・図書館ゼミの内容および対象 

 講演 テーマ「世界66カ国をかけめぐって」

 講師 鳥取地球人クラブ代表 中尾和則さん

 対象 希望する本校生徒、希望する高校生、県民等(約40名)

・日 時 

 平成22年12月14日火曜日 午後4時~午後6時まで

・場 所 

 鳥取県立倉吉東高等学校 鴨水会館 多目的室
 

近畿大学文芸大賞短編小説部門で、藤井佳穂さんが大賞を受賞

2010年11月29日 00時00分

 近畿大学文芸大賞で、藤井佳穂さんが大賞を受賞
 「第三回・高校生のための近畿大学文芸大賞」短編小説の部で、本校の藤井佳穂さん(3-6)が大賞を受賞されました。受賞作品は『梅雨とツナ缶、猫と共に。』です。あらすじは、梅雨の時期にずぶぬれの黒猫をアパートに連れ帰った主人公の女性が、猫と同居人の男性との交流を通じて変わっていくというものです。原稿用紙24枚自筆で綴った作品は、約386点の応募作品の中で、見事大賞に選ばれました。副賞の旅行券10万円は、大学受験の旅費にするそうです。現在作品を読むことはできませんが、来月には図書館に展示される予定です。また1月上旬にはインターネット上でも閲覧可能となります。

                  
 
 
 
 
 
 

図書館では展示「SOTO写真館」を開催中です

2010年11月25日 00時00分


「SOTO(倉東)写真館 ~本のある風景~」
 
 図書館では読書啓発活動のひとつとして、米国図書館協会(ALA)がハリウッドスターやスポーツ選手など著名人をモデルに作成している“READポスター”を参考に、倉吉東高教職員版“READ写真”を作成しました。
 
 先生方が手にしているのは、いつもそばに置いてあるお気に入りの1冊です。「読んで」のメッセージを込めて写真に納まっていただきました。 
 
 撮影協力は2年美術部員。思わず顔がほころぶ、楽しい写真館となりました。紹介された本は続々貸出しとなり、展示の本が品薄状態となっています。  
 
    
 
    

著者講演会を実施しました。

2010年11月17日 00時00分

11月17日(水)6、7限に著者講演会を実施しました。
 本校生徒・教職員の他、保護者、一般約20名の参加がありました。
 講師には、鳥取市でホスピスケアのある診療所「野の花診療所」で医療活動をしておられ、、本校の必読図書「野の花の入院案内」の著者でもある徳永進先生をお迎えして、「いのち ―喜びと悲しみ」という演題で講演をしていただきました。
 恩師の死、子どもの死、若い死、家族の死など、これまで鳥取赤十字病院や野の花診療所で体験された様々な「死」について、時に詩と、時に写真と、時にハーモニカの音色とともに話していただきました。
 質疑応答では、「自分が目指している放射線技師の立場からは患者さんにどのように関わることができるか?」「痴呆症の家族に対してどのように向き合っていけばよいか」「末期の患者さんの中には死を受け入れられない人もいると思うが、どのような人にどう接していけばいいか」「障がいに対してネガティブなイメージをもってしまうが、どのように考えればいいか」などの質問が出ました。それぞれの質問に対して、これまでの医療の中で感じられたことを含めて丁寧に答えていただき、多くの人が、病気や障害や死についてややもすると一面的なとらえ方をしてしまう自分自身を振り返ることができたのではないかと思います。

                                                    
    演題は「いのち - 喜びと悲しみ」              高校時代弁論大会で優勝されたお話も・・。 
                                     
                                     
    澄んだハーモニカの音色が響きました。             患者さんの思い出を写真と共に語られました。
 
                                  
  親交のある谷川俊太郎さんの詩の朗読もありました。    謝辞を述べる3-3樋口君と花束を渡す2-3安藤さん
                                                                                    

図書展示「ガイナーレ鳥取と一緒に本を読もうキャンペーン」

2010年11月8日 00時00分

図書館では秋の読書週間(10月27日~11月9日)に合わせ、
図書展示「ガイナーレ鳥取と一緒に本を読もうキャンペーン」を開催しています。
 
この企画は鳥取県立図書館と県内の全県立高校図書館、他いくつかの図書館の同時開催です。ガイナーレ鳥取の選手の皆さんからコメントを添えて推薦していただいた本を、選手のプロフィールと共に展示・紹介しています。一冊の本を手に取るきっかけに、あるいはガイナーレ鳥取を知って応援するきっかけになればと思います。
  
       
 

第5回図書館ゼミが行われました。

2010年10月26日 00時00分

 10月26日(火)放課後、「県立学校学力向上サポートチャレンジ事業」の一環として、第5回図書館ゼミが行われました。今回は山陰放送のアナウンサーで本校の卒業生でもある桑本充悦氏を講師としてお迎えし、「言葉のちから ―伝えるために必要なこと― 」というテーマでお話しいただきました。講演の前半は学生時代の思い出や、山陰放送の入社試験でのエピソードにはじまり、アナウンサーになってからの体験談までざっくばらんにお話しいただきました。後半は桑本さんの思い出に残っている本についてのお話とともに、相手に何かを伝えるためには伝え方よりも伝えたいことをしっかり持つことが大切だという話をされました。今回の参加生徒は3年生が中心であったため、面接に関する質問についても、適切なアドバイスをいただくことができました。
 講演終了後に応接室で行われた質問会では約20人の生徒が参加し、打ち解けた雰囲気の中で、たくさんの質問に答えていただきました。
                                                
       テレビでもおなじみ桑本充悦アナ              生徒約40名教員10名の参加がありました。                                
                                  
       謝辞を述べる3-6堀井敬行君                        質問会の様子                                

 

図書館で「山陰海岸ジオパーク写真展」開催中

2010年10月25日 00時00分
図書館では鳥取県立図書館との連携企画で、「山陰海岸ジオパーク写真展」 を開催しています。 
山陰海岸ジオパークが世界ジオパークに認定されたことを期に、「地形・地質の博物館」と言われる山陰海岸の魅力あふれる写真を展示しています。作品は岩美町在住の写真家・岡垣彰氏の撮影によるものです。夏の海水浴や遊覧船でおなじみの浦富海岸を中心とした写真は、迫力ある地形や美しい海、人々のくらしが豊かに捉えられています。ふるさと鳥取県の魅力を再発見してほしいと思います。
 
 
   

 

 

 

第4回図書館ゼミが行われました。

2010年9月29日 00時00分

 9月27日(月)16時~18時、物理室にて第4回図書館ゼミが行われました。岡山大学理学部教授野原実先生を講師に迎え、「電子はめぐる -超伝導と熱電発電-」という演題で講演をしていただきました。多くの実験を交えながら、超伝導、熱電発電について分かりやすく説明していただき、楽しみながら最先端科学について学ぶことができました。また科学が社会にとってどのように貢献していくのかという事についても考えさせられる講演内容であり、生徒にとって今後の進路を考える上でもとてもよい刺激となりました。
 
 
        岡山大学教授野原実先生                液体窒素を用いた超伝導の実験
                                
                                            
    実験キットを使ってプロペラを回します             銅の筒の中を磁石がゆっくりと落ちていきます。


教員研修(小論文研修)

2010年9月16日 00時00分

 9月13日(月)に学研・大堀精一先生を講師にお招きし、小論文指導に関する教員研修を行いました。大堀先生は鳥取県での研修(講演)は初めてということで、資料も研修内容もかなりのボリュームのものを90分という限られた時間の中で熱く語られました。
 本校の読書・小論文活動のさらなる発展のためには学校全体での取り組みとして工夫していくことと、生徒の「学力」や「生きる力」を育てていくためには低学年からの小論文指導を継続的に行うことなどについてのアドバイスや実践例を紹介していただきました。
 今回の研修で学んだことを今後の生徒への指導にいかしていきたいと思います。