本校では教科指導力向上を目的として、各教科が前期・後期に研究授業を実施し研鑽を積んでいますが、今日は国語科西田太郎教諭が2年生の現代文クラスで、小説の読解をテーマに研究授業を行いました。個人的な感覚に流されやすい生徒の読みを、本文(語句・蓋然性・文脈・会話等)に引き戻すための着眼点を示すことで適正化する授業でした。取り組みやすい例を多く取り上げたワークシートを用いた授業でした。
「雪」(三好達治詩)からイメージした絵を、他の生徒と比較しています。 国語科のみならず、他教科の先生も参観しています。
平成22年10月19日(火)に本校を会場に岡山朝日高校の石井一郎教諭(数学科)を講師として招聘し、鳥取県エキスパート教員である本校・竹歳真一教諭による研究授業と石井一郎教諭による示範授業、そして授業研究会を行いました。授業テーマは「多変数の指導方法」でした。
県内の中学・高校などから約20名の参加をいただき、また教育行政からは福井高校改革室長、井上高等学校課指導主事等にも参加いただきました。本校の教員を含め活発な意見交換や研究協議がなされました。校種を越えた連携を通して生徒の発達を円滑なものとし、確かな学力を育成しようとするこのような取り組みが、県内各地で行われています。
5限:竹歳真一教諭による研究授業(上)

6限:石井一郎教諭による研究授業(上)
7限:授業研究会(下)
看護系に進学志望する生徒(3年生)を対象に看護講演会を開催しました。
島根大学医学部看護学科 教授 高田晃平先生を講師にお招きし、大学で学ぶ内容をはじめとし看護師の仕事などについてお話を聴きました。
講演会の最後に生徒が、「本日は、看護を学びたいと思っている倉吉東高生のために、看護についてのご説明をしてくださり、ありがとうございました。今日の説明では、看護師の重要さ、チーム医療においての患者の方だけではなくそのご家族へのケアの大切さということが印象に残りました。」と、謝辞をしました。
先生の話を聴きながら、一生懸命メモをとっている姿がとても印象的でした。また、講演後に高田先生に多くの生徒が質問をし、これからの入試・自分の将来に向けての参考にしているようでした。
3年生女子水泳着衣泳体験
9月9日(木)水泳授業の最後を締めくくって3年2・4・5・6組女子が着衣泳を体験しました。実は着衣状態で水に溺れる例がすべての水の事故例のうち7~8割に達しています。着衣状態で急に水に落ちたことを想定して、「着衣状態で泳ぐことの難しさ」「浮いて呼吸を確保すること」「助けがくるまで生命を維持すること」を学びました。
7月19日(月)は全国「海の日」の祝日です。しかし本校では午前中の課外に引き続き、午後からは各グループそれぞれに活動を行っています。部活動、学習会、野球応援のための練習等、30度をはるかに超える気温の中で、懸命に心身を磨いています。東高生の暑い夏をご覧ください。

教室で午後の自学自習をする専攻科生 第1体育館で練習する手前バスケットボール部奥バレーボール部
ウオーミングアップするハンドボール部 午後の自学自習会(3年2組)
21日の野球応援に備え練習する応援団
7月19日(月)から、夏期課外が始まりました。今年は教室棟のトイレ改修工事の関係で、3年生は本校の特別教室(大会議室、物理室、社会科教室など)、1・2年生は4ヶ所の校外施設(倉吉体育文化会館、伯耆しあわせの里、勤労青少年ホーム、農村総合研究所)に分散して実施しています。初日は朝からの強い日差しにもかかわらず生徒は元気に登校し、ほとんど遅刻者・欠席者もなく課外をスタートすることができました。1・2年の課外は、前期が7月19日(月)~26日(月)までの7日間(日曜日を除く)、後期は8月16日(月)~21日(土)までの6日間、英・数・国の3科目について実施します。3年生の課外は、前期が7月19日(月)~31日(土)までの12日間、後期は8月16日(月)~21日(土)までの6日間、5教科すべてで実施します。暑い時期ではありますが、体調に気をつけて主体的にとりくみ、学力向上を達成してください。
3年生・国語(吉井先生) 3年生・物理(前田先生)
3年生・国語(牧教頭先生) 3年生・Writing(金森先生)
上灘小学校2年生6人が、生活科学習「わたしたちの町を探検しよう」の取組の一環として倉吉東高等学校にやってきました。50mプールを見たり、図書館を見学したりしましたが、今日はちょうど学園祭最終日だったので、2年4組のクラス企画「あなたと私で化学反応」の実験をおにいさん、おねえさんといっしょにしました。
ピタゴラスイッチをのぞきこみます。 ホバークラフトに挑戦。 自作科学実験映画を鑑賞。
平成22年度県立高校学力向上チャレンジ・サポート事業のご案内
倉吉東高校では、平成22年度県立高校学力向上チャレンジ・サポート事業の一環として「読書講演会」、「図書館ゼミ」、「論文研修」を進めています。この事業は、講演会や小論文指導等により、生徒が知識量を増やし、論理的思考力と表現活動を充実させるとともに、この取組を通して、学校の枠を超えて生徒同士が切磋琢磨することで、さらなる学力向上を図ることを目的としています。
さて、その取組として7月14日に第2回論文研修を実施します。
また今後の予定としては、以下の計画があります。具体化したものは順次ご案内します。
【読書講演会】
9月 7日(火) 講師:慶応義塾大学 教授 糸賀 雅児 氏
「読書の世界への誘い(仮題)」
【図書館ゼミ】 県内で活躍されている方、大学教授等を招き、
少人数形式でのテーマ学習を行うもの
①7月28日(水) 講師:演出家・鳥の劇場主宰 中島 諒人 氏
講義「台本を読む・演じる・味わう①」
②7月29日(木) 講師:演出家・鳥の劇場主宰 中島 諒人 氏
ワークショップ「台本を読む・演じる・味わう②」
③8月18日(火) 講師:演出家・鳥の劇場主宰 中島 諒人 氏
ワークショップ「台本を読む・演じる・味わう③」
④8月20日(金) 講師:演出家・鳥の劇場主宰 中島 諒人 氏
ワークショップ「台本を読む・演じる・味わう④」
⑤8月20日(金) 講師:鳥取大学地域学部教授 油野 利博 氏
「効果的なトレーニング(仮題)」
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等
3週間にわたる教育実習が本日終了しました。3週間前とは見違えるほど成長した実習生の姿が清々しく映りました。生徒とともに過ごしたこの3週間の実習を大学へ帰ってしっかりと整理し、一人ひとりの糧としてほしいと願います。実習生とともに過ごした時間は生徒、教職員にも大いに刺激となり、東高に新しい風を感じさせてくれました。授業、HR、部活動に全力を注いで頑張っていただいた実習生の皆さん、本当にお疲れ様でした。
プロジェクターを用いた授業も段取り良く進めていました。
美術室での授業風景
HRで最後の挨拶