【定時制】3年次「山陰研修」
2022年7月8日 20時02分7月4日(月)、5日(火)、3年次生9名と、引率職員3名で、
出雲・松江方面へ「山陰研修」に行ってきました。
まずは一路出雲へ。宍道湖や出雲平野を見るのは初めての生徒も多く、
車窓からの風景を楽しんでいました。
そして出雲大社到着。
本殿にお参りしてから、大しめ縄の下で記念撮影
散策と昼食で自由行動の時間。お土産のお面やダルマ?を買う生徒も
次は「松江フォーゲルパーク」に移動。
たくさんの花が圧巻です。
そして様々な鳥たち。フクロウの飛行ショーやペンギンを観たあとは、
鳥との触れ合いスペースに。
よく慣れていて次々に腕や肩に止まってきます。
松江まで戻り、島根県立美術館の企画展「チームラボ」を観覧。
来場者の動きが、床や壁のデジタルアートに反映される不思議な空間を
いくつも楽しむことができました。
男子生徒たちは、外の芝生でうさぎの像にまたがりこんなスナップを・・。
夕食後は宿舎へ。この年次では入学以来初めての宿泊を伴う研修なので、
感染対策に気を付けながらも、仲良く交流を深めていました。
明けて2日目は、最初に「堀川遊覧」を体験します。
船頭さんから、お堀沿いの遺構の解説を聞き、水郷松江の歴史に思いをはせます。
暑い日でしたが、水面を渡る風は涼やかでした。
次は松江城へ。狭くて急なことに驚きながら、いくつもの階段を上っていきます。
天候に恵まれ、さわやかな風が吹き抜ける天守閣から、
松江市を360°のパノラマで見渡すことができました。
松江城周辺を散策した後は、ものづくり体験の「カラコロ工房」へ。
自然石やガラス、小物を用いたさまざまなアート作りに取り組みます。
最後は老舗お茶屋の「中村茶舗」で工場見学をし、抹茶をいただきます。
山陰地方では、抹茶工場は稀な存在とのことでした。
きちんと石臼で挽かれた抹茶は美しい緑色をしています。
そして少人数の女子生徒は、本格的な茶室で抹茶体験をさせていただきました。
茶室は身分の隔たりなく平等な場所で、だれもが頭を下げて入らざるを得ないように
入り口は狭く低く作られていることや、刀は持ち込めないことなどの解説も聞き、
生き方に関わる文化としての茶道を知ることもできました。
様々な景色、文化、芸術に触れることができ、わずか2日間でしたが、
有意義な研修となりました。
3年次生たちは、県総体や研修旅行という大きなイベントを終え、これで一区切り。
翌日からは気持ちを切り替えて、それぞれの進路活動に取り掛かっています。