読書・小論文活動概要

 本校では、平成8年度から平成30年度まで読書小論文活動を実施していました。1・2年生は、夏休みと冬休みに課題図書の読書と小論文の作成を行い、優秀作品は「志在千里」に掲載し、また課題図書の著者を招いての講演会等も行い、読解力や表現力の向上に一定の成果を収めてきました。現在は図書館での図書館ゼミや読書会など、本に親しむための活動を積極的に行っています。 
 平成19年度からは、進んで読書を行い、主体的に学びながら向上しようとする人間の育成を目指して、朝読書の取組みを開始しました。 

iPad×図書館を使った授業

2017年11月8日 14時49分

3年生の倫理の授業でiPadと図書館資料を活用した授業がありました。

次の時間、ニーチェの「ニヒリズム」についてグループで説明できるようになるために
今日は個々で情報収集を行いました。

早めに教室から移動してきた生徒は(休み時間にも関わらず)早速本を選び始めました。

授業が始まると、別置にしたものだけでなく、書架から探す意欲的な姿も見られました。

iPad、図書と併用し、近くの席の人と相談しながら、
徐々に自分の考えをまとめていきます。

調べる間に見つけた哲学者たちの興味深いエピソードについて、先生に尋ねてみるといった場面もありました。

  
         
   授業が始まる前から資料を探す人も 
  
             
     先生からこの時間の目的を聞く

   
 iPad片手に書架にも足を運ぶ               


 
  選んだ資料をそれぞれ読み込む

   
  相談しながら考えをまとめる               

 
  試行錯誤しながら調査中

   
   調べたことや、分の考えをシートに記入


 次の時間の発表が楽しみですね!

読書の秋!「倉東読書週間」

2017年11月1日 10時27分

10月30日から11月9日の朝読書の時間は、「必読図書」ではなく、自分で選んだ本を読みます。
読書は自分の可能性を広げるひとつの手段でもあります。
図書委員会では、この期間を「倉東読書週間」とし、読書や図書館に親しんでもらえるよう、
様々な取り組みをしています。



【その1】「私のホンバコ。」ー図書委員のオススメの本ー

 お気に入りの本が並んだ本棚、ならぬ「本の箱」が登場!
 図書委員がそれぞれテーマを決めて、おすすめの本をたっぷり紹介しています♪

 

 
 


【その2】「先生のおすすめの本」の展示

  「倉東だより」(育友会発行)の特集を参考に、先生方のおすすめの本を集めました。
  早速、習っている先生のオススメを探す生徒の姿も見られます。
  右の
写真は倉東図書館に所蔵があるか確認しているところです。(実は、夏季休業中から準備していました。)

 


 

【その3】読書と図書館の魅力をPR

 教室棟から離れた位置にある図書館に足を運んでもらえるよう、ポスターも作成!
 図書委員がおすすめの本と図書館の好きなところを紹介。
 教室棟の電子掲示板をお借りしてお知らせしています。

 


 いろいろな本に親しんだり、図書館に足を運んでもらえるといいですね。

著者講演会を行いました

2017年10月10日 09時52分

10月6日(金)の午後、著者講演会を実施しました。

今年度は、2年生の必読図書である「反貧困」の著者である法政大学現代福祉学部福祉コミュニティ学科教授の湯浅誠氏をお招きしました。

貧困をなくすために社会活動をされてきた経験に基づいた説得力のあるお話を聞くことができました。ルールはみんなが幸せになるために存在するものであり、おかしなことがあれば改善すべきことや、貧困は必ずなくなるという信念を持って活動に取り組んでおられることなどを聞き、これからの自分に何ができるかを自問自答しながらあっという間に時間が経過しました。

その後、60名弱の生徒との座談会を行いました。たくさんの生徒が質問することができました。先生も丁寧にその質問に答えてくださり、有意義な時間となりました。



  講演会の様子



  座談会では、切れ間なく生徒からの質問が続きました

 

  図書館で著作や関連図書を展示しています

蔵書点検作業をしています(図書委員会)

2017年8月18日 10時09分
8月16日から蔵書点検を行っています。
 1・2年生の図書委員を中心にボランティアの生徒が担当する時間を決めて、図書館が所蔵する本を1冊ずつ専用の端末を使用して目録データと照合しています。


「(点検冊数が)1000冊に届くまで頑張ります」「この棚が終わるまではします」と、割当の時間を終えても根気強く取り組んでくれました。
また、昨年の様子を知っている3年生の中には、受験勉強の合間に様子を見に来て、手伝ってくれる委員もおり、後輩達に率先して動く姿を見せてくれました。

この点検中に、内容が古くなったり痛んだ本の処分や、地震に備えて図書の落下を抑制する措置もしています。
点検後は、より安心・安全に、そして、より利用しやすい図書館になる予定です。


担当に分かれて点検作業


箱入りの本は取り出して点検


痛んだ本を整理


図書の落下を抑制する専用テープを貼り付け

国際高校生フォーラムに向けて~韓国に関する展示をしています~

2017年7月21日 16時38分

7月29日から始まる「国際高校生フォーラム」には、本校と交流がある韓国の安養高校のチームも参加されます。
フォーラムの前後には生徒間の親睦を深める時間もあることから、互いの国について理解を深めるきっかけになるよう、図書館で韓国に関する民芸品や、図書の展示を行っています。
フォーラム本番も交流も、共に充実した時間になりますように!



          
                衣装の足元の「投壺」は伝統的な宮廷遊びだそうです

        
                 これは何? 民芸品に触れることもできます

                 気になるものは手に取って確認

図書館ゼミ「高校生が考える格差社会」

2017年6月16日 10時16分

 6月14日(水)、学園祭1日目(7月1日)に実施するプレゼンテーションコンテスト(プレコン)に向けて、島根大学法文学部法経学科の宮本恭子教授を講師にお迎えし、図書館ゼミを開催しました。
 今年のプレコンのテーマは、「高校生が考える格差社会」です。
 宮本先生から「格差に関する考え方」についての講義を聞いた後、テーマをいただき、グループで話し合いを行いました。
 講義の最後に、考えるポイントを示唆していただき、生徒たちはいろいろな考えを巡らせていました。
 講義の後、図書館から「情報カード」の使い方など、これから調査や意見をまとめる際に参考になる方法や本を紹介しました。
 これから、学園祭に向けてそれぞれの切り口で考えを深めていくことでしょう。
 

                        司会も生徒が行います

                          講  義

                グループで話し合い。先生からアドバイスをいただきました。


質 問

                           謝 辞

               テーマに関する本を「出張図書館」図書委員が貸出対応


図書委員による「格差」に関する新聞記事の切り抜き

全日制図書館オリエンテーション

2017年4月27日 18時44分

「情報と社会」の時間に全日制の1年生全クラスが図書館の利用の仕方を学びました。
書館の利用方法の説明を受けた後、どこにどんな本があるか確認し、それぞれ興味がわいた本を選んだ後、お互いに選んだ本を見合いました。

書架から本を選びながら、今まで読んで面白かった本の情報交換をしたり、他の人が選んだ本を興味深そうに見ていました。

これから3年間、図書館に親しんで自分なりの活用方法を見つけてもらえたらと思います。

                        利用説明を聞く
                      

 面白そうな本はあるかな?  

                      
ちょっと中を見てみようか

                      蔵書検索で調べてみる

                   その本、見せて!
                

 
                    

新入生歓迎!チューターの「私のお気に入りの1冊」

2017年4月10日 12時36分

新入生が読書に親しんで充実した高校生活が送れるよう願いをこめて、
チューターが「お気に入りの1冊」を紹介してくれました。

人気のある物語、倉東生に人気の作家の作品、読み応えがある専門書まで
様々なラインアップが楽しめます。
また、おすすめの理由もそれぞれの個性が出ており、興味を惹かれます。

チューターの「お気に入りの1冊」のPOPは図書館入口に掲示しています。
また紹介された作品は館内に展示していますので、気になる本は手にとってみましょう!


                図書館の入口で新入生をお迎えします

               2・3年生からも「読んでみたい」と好評♪

           
            展示作業をしてくれたチューター

環境問題についてポスターセッション!~発表編~(1年 生物基礎)

2017年3月21日 16時52分

1年生(1・2・4組)の「生物基礎」の授業で、環境問題について
ポスターセッションを行いました。


発表は交代で全員が行い、ポスターの内容や説明の仕方など、互いに評価しました。

ほかの班の発表を聞いて、自分の班で学習した内容との関連性や効果的な伝え方など、
様々な発見があったようです。

      

                  ポスターは要点のみ記載。詳しい説明は口頭で。

                    聴く人も熱心に耳を傾けています。


                  和やかな質問タイム。後ろでは別の班が発表中。

                   どの班の発表が良かったか、班で話し合う。


                         先生の講評。

 

環境問題についてポスターセッションをします!(1年生物基礎)

2017年3月13日 14時16分
 1年生(1・2・4組)の「生物基礎」の授業で、様々な環境問題について現状や課題を把握し、
 その対策について考えたことを共有するため、ポスターセッションを行います。

 現在、各クラスで8つの班に分かれて、図書室で情報を調べ、ポスターにまとめる作業を行っています。


はじめに、教科担当の先生から授業の流れについて説明を受け、図書館司書から図書を使って調べるコツや、インターネット情報を扱う時の注意点を聞き、それぞれの班に分かれて作業を行いました。

今週、来週にかけてポスターの仕上げを行い、発表します。
どんな発表になるか、楽しみですね。
 


書架から関連図書を探す


班別(テーマ別)に分かれて調べる

                        同じ班の人と話し合いながら資料を確認する

               それぞれが調べた情報を持ち寄り、整理する

               模造紙にまとめる方針を班員で情報共有


まとめながら補足したい情報を確認


下書きする人、ペン入れをする人・・・作業を分担。