読書・小論文活動概要
本校では、平成8年度から平成30年度まで読書小論文活動を実施していました。1・2年生は、夏休みと冬休みに課題図書の読書と小論文の作成を行い、優秀作品は「志在千里」に掲載し、また課題図書の著者を招いての講演会等も行い、読解力や表現力の向上に一定の成果を収めてきました。現在は図書館での図書館ゼミや読書会など、本に親しむための活動を積極的に行っています。
平成19年度からは、進んで読書を行い、主体的に学びながら向上しようとする人間の育成を目指して、朝読書の取組みを開始しました。
第2回図書館オリエンテーションを実施しました
2013年4月23日 00時00分4月22日~23日に、1年生を対象とした図書館オリエンテーションの第2回目を実施しました。
今回の内容は「情報検索演習」。情報処理室でインターネットを使って、倉吉東高図書館の蔵書検索、また鳥取県立図書館の蔵書検索、鳥取県内図書館の横断蔵書検索を行いました。そして、オンラインデータベース「朝日けんさくくん」の検索にも挑戦しました。
東高の図書館には、この本はあるかな? 「朝日けんさくくん」で新聞記事の検索中
みんな熱心に、自分が気になる本や新聞記事の検索をしていました。これからも、蔵書検索やオンラインデータベースを使いこなし、効率よく資料や情報を探してほしいと思います。また、調べたことはきちんと記録する習慣もつけましょう!
第1回図書館オリエンテーションを実施しました
2013年4月22日 00時00分「新入生にも図書館をどんどん利用してほしい! 本を読んでほしい!」との思いから、4月18日~19日に、1年生を対象に情報の授業の中で第1回図書館オリエンテーションを実施しました。
まず図書館の利用の方法や図書館にあるいろいろな資料についての案内をして、それから読書について話をしました。一部のクラスでは、読書小論文担当の岩間先生や国語科の永江先生にも、読書の大切さについて語っていただきました。この3年間、読書(特に朝読書)の時間を大切にして過ごしてほしいと思います。
案内の後は、図書館オリテン名物・先生方(稲葉、段塚、中本、永江、浪花、岩間、前田)による絵本『たまごにいちゃん』の読み聞かせ。少し緊張気味だった生徒たちの気持ちもほぐれ、その後はみんな思い思いに図書館を探索、興味を持った本を見つけて借りてくれました。これからも、ぜひ気軽に図書館を利用してくださいね♪
貸出の手続きについての説明 『たまごにいちゃん』の読み聞かせ
雑誌のバックナンバーもあります(貸出可!) おもしろい本は見つかりましたか?
小論文品評会を実施しました
2013年4月18日 00時00分4月17日に、春休みの課題である「高校生が考えるリーダー論」についての小論文の品評会を行いました。
春休みの小論文課題は、生徒が学園祭プレゼンテーションコンテスト及び国際高校生フォーラムに目的意識を持って関わることができるように、今年度から新たな取り組みとして実施しました。今回の品評会では、先日の創立記念日OB講演会の内容も取り入れつつ、現代リーダー論について全校で考えました。それぞれが書いた小論文の内容をクラスや学園祭のチーム内で共有し、今後も更に議論や考察を深めていってほしいと思います。
1年生は初めての小論文、そして初めての品評会です。担任の先生の丁寧な指導のもと、熱心に取り組んでいました。
みんな、とても熱心に取り組んでいます 「ここの班はどんな意見が出たかな?」
2年生、3年生はこれまでの品評会の経験を生かして進めていました。
特に3年生は、グループ内で大変に熱い議論がなされていたり、今回の一連の取り組みを通して皆がそれぞれ考えた「リーダー像」をまとめる取り組みもなされたり、と「東高生のリーダー」らしい姿が見られました。
2年生はもう、品評会も慣れたものです 白熱した議論を展開する3年生、さすがです!
相互評価のコメント記入中…(3年生) 各自がふせんに書いた意見を皆でまとめます(3年生)
これからプレコンやフォーラムに向けて本格的に動き出していきます。6月14日の放課後には「表現力向上講座」として、立教大学教授の河野哲也氏を講師にお招きして「リーダー論」をテーマにしたワークショップを計画しています。直接的に関わる委員や担当者だけでなく、みんなで現代リーダー論について主体的に考え、将来に向けての実り多い取り組みにしたいですね。
図書館だよりを発行しました
2013年3月22日 00時00分図書館を活用した1年生物基礎の授業
2013年3月15日 00時00分1年5組の生物基礎の授業で、地球環境と生態系や生物多様性について、知識を深めるために図書館を活用した取り組みが行われました。
まず、グループごとに取り上げたいテーマを決め、図書館でそのテーマについての資料を調べて、教科書の内容を深めるような知識を得ます。
ちょうど2年生の保健の授業で作成した環境問題についてまとめたポスターを図書館内に展示していたので、それも活用しました。
そして、その調べたことをまとめて、各グループごとに皆の前で発表しました。グループによっては内容的にもう少し探求が必要なところもありましたが、図などを活用してわかりやすく伝える工夫をした発表もあり、また「今の話は授業で取り上げた別の話ともつながる」という、授業担当の岩間先生からの追加説明もあるなど、テーマに関しての理解が深まる取り組みであったと思います。
図書館で自分のテーマについての本を調べます 図も使ってわかりやすくなるように工夫します
ポスターも活用して効果的に伝えます 追加説明 物事はいろんなところにつながっています
今回の取り組みは、今現在のことだけでなく、2年後の大学入試も視野に入れた取り組みであるとのこと。
大学入試(特に推薦・AO入試)の面接で大事なことは「知識をいかに自分のものにして、自分の言葉で面接官に語ることができるか」。また、実際の面接の場では、複数名いる面接官から自分が話した内容についてさらに深めた質問や別の角度からの質問も寄せられるので、広い視野を持って知識を深めていく必要があります。そのためには教科書の知識だけでなく、自ら図書館などで知識や情報を得ることが大事です。
今回の取り組みを機に、より主体的に学習に取り組み知識を自分のものにしていってほしいと思います。
♪ 1年生 小論文 LHR
2013年2月27日 00時00分次期 『国際高校生フォーラム』 のテーマについて考えました ♪
1年生が小論文LHRの時間に、『高校生が考える現代リーダー論 ~これからの時代が求める真のリーダーとは~』について話し合い、意見を交換し考えを深めました。
現代のリーダーに必要な資質は何だろう
いろんな考えに話が弾む♪
「ガッツ」『話術』「人に慕われる」『利他主義』「清潔感」
いろいろあって面白い
どれが一番重要な資質だろう? えぇっ、みんなの意見が一致!
あらゆる状況を想定できることも、リーダーとしての資質だ
図書館を活用した「環境問題」の授業の成果物展示を行っています
2013年2月27日 00時00分先日、2年5組の保健「環境問題」の探求学習の様子を紹介しました→記事はこちら
その際、発表に使ったポスターを、ただいま図書館で展示しています。
また、探求学習の際に参考にした図書館の資料も合わせて展示しています。
倉吉東高校では、鳥取県版環境管理システム(TEAS)を取得し、全校で環境問題への高い意識を持ちさまざまな活動に取り組んでいます。そのため、今回の展示についても図書館を訪れる生徒が高い関心を持って見ています。これからも、図書館がいろいろな生徒の学びのお役にたてば幸いに思います。
幅広いテーマを取り上げた力作ぞろいです 探求学習の際に使った図書館資料も展示しています
図書館だよりを発行しました
2013年2月20日 00時00分図書館が教室棟に出張!
2013年2月8日 00時00分倉吉東高校の図書館は、教室棟から少し離れた「図書館・専攻科棟」にあります。
図書館に行くには屋外の通路を通ることになるので、この時期は図書館に来てくれる生徒が「寒かったー!」と言いながら冷たくなった返却図書を持って入ってくることが多く、また悪天候の日にはどうしても利用がしづらくなります。
でも、室内にいる機会が多い冬は、読書にはもってこいの季節。
また、入試本番の時期を迎え、1・2年生も大学受験に向けて読解力をつけるきっかけづくりにはもってこいの季節でもあります。
そこで、「少しでも本に親しむきっかけを作ろう!」と、2月7日と8日の2日間、昼休憩に図書館から教室棟に本を運び込んで「出張図書館」を実施しました。
7日は2年生の教室がある教室棟2階、8日は1年生の教室がある教室棟1階にコンテナで図書館の本を運び、自由に本を見てもらうようにしました。もちろん貸出や読みたい本のリクエストにも対応します。
また、図書委員と読書小論文委員の生徒にも呼びかけて、事前準備や当日の運営にも携わってもらいました。
幅広いジャンルの本を選んで持って行きました 会場の様子(1階) 看板は2年図書委員の力作です
初めての試みでしたが、昼休憩が始まってすぐに寄ってくれる生徒もいたり、友達を誘ってきてくれる生徒もいたりして、よく賑わっていました。 貸出も2日間で30冊近くあり、小説や人気の本以外にも授業で取り上げられた内容が載っている本や読解力をつけるために読んでおいてほしい新書など、幅広い内容の本が借りられました。また、本の話題で友達同士で盛り上がる光景もよく見られました。
今後も、たくさんの生徒にとって本との出会いのきっかけになるように、機会を見てまた実施していこうと思います。
多くの生徒が立ち寄ってくれました 読みたい本との出会いはありましたか?